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約2年前に公開されたIEの脆弱性を修正するパッチが不完全である問題悪意のあるWebサイト上のXMLデータを表示する際にローカルファイルが読み取られるイスラエルのセキュリティベンダー会社GreyMagic Softwareは9日(現地時間)、2002年8月23日に公開されたIEの累積的脆弱性を修正するパッチ“MS02-047”が不完全であることを公表した。本パッチでは、Gopherクライアントの脆弱性をはじめとする合計6種類の新しい脆弱性が修正されたが、その中のXMLデータ表示に関する脆弱性が別の方法で誘発可能だという。 GreyMagic Softwareが指摘している脆弱性は、悪意のあるWebサイト上のXMLデータを表示する際に、ユーザーのローカルに保存されているXMLデータが攻撃者に読み取られるというもの。XMLデータはスクリプトを利用して表示されるため、IEの“アクティブ スクリプト”機能をOFFにすれば本脆弱性を回避できる。
□Accessing remote/local content in IE (中井 浩晶)
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