窓の杜Logo
NEWS (04/10/20 19:45)

文書や曲、画像など様々なローカルファイルを検索「Copernic Desktop Search」

検索対象にするファイルの拡張子を自由に追加・削除できる

「Copernic Desktop Search」v1.1
「Copernic Desktop Search」v1.1
 米国マサチューセッツ州ボストンのCopernic Technologies, Inc.は13日(現地時間)、Office文書やMP3/WMA楽曲、JPEG/GIF画像など様々なローカルファイルを検索できるソフト「Copernic Desktop Search」v1.1を公開した。Windows 98/Me/NT/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在同社のホームページからダウンロードできる。

 「Copernic Desktop Search」は、ローカルPC内でローカルファイルを検索できるソフト。Word/Excel/PowerPoint形式のOffice文書、MP3/WMA/WAVE形式の音声、JPEG/GIF形式の画像、MPEG/WMV/QuickTime形式の動画、「Outlook」「Outlook Express」のメール、IEのお気に入りや閲覧履歴、Windowsのアドレス帳、そのほかテキストやHTML/PDF/WordPerfect文書など、様々なファイルを検索できる。MP3などの音声ファイルは、ファイル名だけでなく、曲名やアーティスト名などのタグ情報でも検索できるのが便利。

 インストールするとタスクトレイに常駐し、タスクトレイアイコンのダブルクリックで検索画面が開く。画面上部に並ぶ[Emails][Files][Music]などのボタンで検索したいファイルの種類を指定し、検索欄へキーワードを入力すれば、検索結果が日付順に一覧表示される。あとはファイルをダブルクリックすれば、Windowsで関連付けられたソフトで当該ファイルを開くことが可能。

 また、検索結果一覧でクリックしたOffice/PDF/HTML文書やメールをプレビュー表示したり、プルダウンメニューで日付や拡張子など検索条件を細かく指定することもできる。さらに、タスクバーに追加されるキーワード検索欄から直接検索をすることも可能だ。

 本ソフトはインストール後、PCが未使用の時間を利用してファイル情報のインデックスを作成する。作成したインデックスの更新頻度は、ファイルの種類ごとに指定可能。またWindows NT/2000/XP環境ならば、ファイルの変更に応じて常時インデックスを更新でき、ファイルの保存後ただちに検索できる。そのほか設定画面から、検索対象にするあるいは検索対象から外すドライブやフォルダを指定したり、検索対象にするファイルの拡張子を追加・削除することも可能。

 なお、編集部のWindows XPにて本ソフト英語版を試用したところ、Office文書や楽曲ファイルのタグ情報、IEのお気に入りやアドレス帳、そのほか一部のメールは日本語で検索できたが、テキストやHTML/PDF文書は日本語で内容を検索できなかった。


【著作権者】Copernic Technologies, Inc.
【対応OS】Windows 98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.1(04/10/13)

□Copernic: Software to search, find, and manage information
http://www.copernic.com/

(石川 敬峰)



トップページへ

Copyright ©2004 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
編集部への連絡は お問い合わせはこちらをクリック まで