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トレンドマイクロ、最新セキュリティソフト「ウイルスバスター2005」を公開スパイウェア駆除やLAN内で不正アクセスしたPCの接続を遮断する機能などを追加
なお、試用期間は30日間となっており、試用期間中はすべての機能を無料で利用することが可能。試用期間終了後は、シリアルキーを入力するまですべての機能を利用できなくなる。 「ウイルスバスター2005 インターネット セキュリティ」は、ウイルスの検知・駆除やファイヤーウォール機能などを搭載した統合セキュリティソフト。今回のバージョンでは、これまでは検出のみ可能だったスパイウェア対策機能で、駆除も行えるようになった。 また、同一ネットワークに接続しているパソコンのIPアドレスやMACアドレスといった情報の取得やルーター監視を行える“無線LANパトロール”機能が新しく追加された。これにより、ネットワーク内で“信頼済み”と設定していないパソコンや、見慣れないIPアドレスのパソコンが存在する場合は、ネットワーク接続を遮断することが可能となる。 さらに、他のパソコンにインストールされている本ソフトの設定を、リモート操作で変更する機能も搭載。同一ネットワーク・同一セグメント内のパソコンにインストールされた本ソフトが対象で、操作を行うパソコン側と操作されるパソコン側に設定された共通の管理者用パスワードを本ソフトの設定画面上で入力するだけで、他のパソコン上のパターンファイル更新やウイルス検索の実行などを行うことができる。 Windows Updateで公開された修正プログラムをすべて適用しているかを診断する機能も追加。適用されていない修正プログラムがある場合は、“MS04-028”といったプログラム番号を表示すると同時にWebブラウザーでWindows Updateページを開き、アップデートを促すことができるようになった。 そのほか、許可したWebサイトへ送信した個人情報の履歴を60日分まで保存して、身に覚えのない請求書などが届いても対処できるようにしたり、独自のデータベースに基づいて有害サイトへのアクセスをブロックすることも可能だ。 従来のウイルス検索機能も強化されており、ウイルス感染時にウイルスが行うメール送信を停止して加害者になることを防止する“マスメールストッパー”や、ウイルス検索時に、前回の検索時からタイムスタンプが変更されていないファイルをスキップすることで検索時間を短縮できるようになっている。
【著作権者】トレンドマイクロ(株)
□Trend Micro Partner Home (Japan) (小津 智幸)
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