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画像つきのメモをツリー構造で一括管理できるメモ帳ソフト「mini-手帳」v2.621つのメモにつき1枚のBMP/JPEG画像を付加できる
「mini-手帳」は、画像が付加された複数のメモをフォルダツリーで分類して管理できるメモ帳ソフト。メモは自動保存されるため、ユーザーは保存作業を意識する必要はない。一般的なテキストのほか、セルで区切った表形式でもメモを取れる。メモ数は最大500まで作成でき、1つのメモには最大128KBまでデータを入力可能。 画面は2ペイン構成で、左ペインにフォルダツリーを、右ペインに文章の編集画面と画像を表示する。メモは、フォルダツリーの任意の位置に作成・移動できるうえ、[ファイル]-[挿入読込み]メニューからテキストやRTF/DATファイルを読み込むこともできる。 画像はクリップボード経由か、“ファイルを開く”ダイアログでBMP/JPEG画像を選べば読み込むことができ、1つのメモにつき1枚の画像を付加できる。画像は読み込み時に25%あるいは50%の大きさへ縮小でき、あとから読み込み時の大きさでクリップボードへ出力することが可能だ。 また、文字単位でフォントの種類・フォントサイズ・色・下線などの書式設定を行える。さらに、ファイルのドラッグ&ドロップなどでURLやファイルパスを記入でき、記入箇所を右クリックすれば、OSに関連付けられたソフトでWebページを表示したりファイルを開くことが可能。インターネットで集めたちょっとしたメモ書きを管理したいときなどに便利。 画面下側には[短文]ボタンが並び、日時やあらかじめ登録した複数行の文章を1クリックで素早く貼り付けられる。行頭の文字をキーにして各行を昇順または降順に並べ替えられるほか、メモのキーワード検索も可能。 また本ソフトは、表形式でメモを取ることもできる。フォルダツリーでメモを1つ指定後、[表示]-[表示形式の設定]メニューとたどれば、ワープロ風の編集画面が、セルで区切られた表計算ソフト風の編集画面に切り替わり、以降任意のセルへメモを入力可能となる。あくまで表の形で整理するメモのため、表計算ソフトのように計算機能はないが、CSVファイルまたはクリップボード経由で表計算ソフトとデータのやり取りが可能。なお、1つのメモのなかにテキストと表は混在できない。 そのほか、1年分の日付・曜日を縦に並べたカレンダーも表示できる。カレンダーには一言メモをつけられるため、スケジュールのメモ書きや簡易日記ソフトとしても利用できそうだ。
【著作権者】菅原 一郎 氏
□フリーソフト・ミニ (石川 敬峰)
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