窓の杜Logo
NEWS (04/11/08 17:40)

「Firefox」の“Sidebar”を独立したウィンドウへ表示できる「Ez Sidebar」

フレームを使用していないサイト閲覧時に有効

「Ez Sidebar」v3.1.2004110502
「Ez Sidebar」v3.1.2004110502
 「Firefox」の“Sidebar”を独立したウィンドウへ表示できるプラグイン「Ez Sidebar」v3.1.2004110502が、5日に公開された。Windows 2000に対応したフリーソフト。編集部にて試用したところ、Windows XP上の「Firefox 日本語版」v1.0 Preview Release(Gecko/20041001 Firefox/0.10.1)で動作することを確認した。現在、作者のホームページからダウンロードできる。

 「Ez Sidebar」は、「Firefox」の“Sidebar”をメイン画面から切り離し、独立したウィンドウとして表示可能にする「Firefox」用プラグイン。“Sidebar”とは、「Firefox」のブックマークや閲覧履歴を左ペインに表示した画面のこと。“Sidebar”は通常、表示・非表示の切り替えはできるが、任意の場所へ移動できない。そこで本プラグインを導入することで、“Sidebar”の表示位置やサイズを自由に変更できる。

 独立させたウィンドウには、ブックマークや閲覧履歴のほか、“Sidebar”に追加した他プラグインなどがそのまま表示される。切り離したウィンドウを元に戻すには“Sidebar”画面右上のボタンをクリックすればよい。

 そのほか本プラグインでは、“Sidebar”に閲覧中のWebページや指定したURLのほか、ローカル上のHTMLファイルを表示するためのパネルを追加でき、ブックマークや他プラグインと切り替えて使用可能。パネルは複数追加でき、それぞれのHTMLタイトルが“Sidebar”画面右上のメニュー項目として追加される。また追加したパネル設定は自動で保存・復元される。

 パネル上に表示したWebページ内でリンクをクリックすると、パネル上のページは移動せず、「Firefox」のメイン画面にリンク先ページが表示される仕組みになっている。そのため、フレームを使用していないサイト上の目次ページなどをパネルに表示させておけば、いつでも目次を見ながらページを移動するといったようにフレーム代わりとして活用できる。

 なお、本プラグインは既存の「Firefox」用プラグインと同様にXPI形式で配布されており、「Firefox」でWebページ上からダウンロードすれば、「Firefox」の“機能拡張”画面が表示され、インストールできる仕組みになっている。


【著作権者】Piro(下田 洋志) 氏
【対応OS】Windows 2000(編集部にてWindows XPで動作を確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】3.1.2004110502(04/11/05)

□outsider reflex
http://piro.sakura.ne.jp/

(久保 望)




トップページへ

Copyright ©2004 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
編集部への連絡は お問い合わせはこちらをクリック まで