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NEWS (04/11/15 14:25)

レジストリを自動でバックアップして好きなときに書き戻せる「ERUNT」v1.1g

レジストリを定期的にバックアップしたいときに便利

「ERUNT」v1.1g
「ERUNT」v1.1g
 レジストリを自動でバックアップして好きなときに書き戻せるソフト「ERUNT」v1.1gが、2日に公開された。Windows NT 3.51/NT 4.0/2000/XP/Server 2003に対応するフリーソフトで、寄付歓迎とのこと。現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「ERUNT」は、レジストリのバックアップ・復元ソフト。起動オプションを指定して起動すれば、確認メッセージなどを表示せずに自動でバックアップを行えるのが特長。起動オプションをつけたショートカットをスタートアップに加えたり、タスクのスケジュールに登録することで、定期的にレジストリのバックアップができる。

 レジストリをバックアップするには、まずバックアップデータの保存先フォルダを入力し、次に3つのチェックボックスでレジストリのどの範囲を保存するか指定しよう。そして[OK]ボタンを押せば、レジストリを独自形式でバックアップできる。

 バックアップしたレジストリを書き戻すには、各保存先フォルダにある“ERDNT.EXE”を実行し、最後に再起動をすればよい。レジストリが破損し、セーフモードなどでもWindowsを起動できない場合は、回復コンソールからコマンド入力するなどの手段でもレジストリを書き戻すことが可能。

 本ソフトでまるごとレジストリをバックアップをとり、書き戻せば、バックアップ後にレジストリへ加えられた情報も削除できる。たとえば、レジストリの多くの情報を残すソフトをインストールする前にバックアップをとり、当該ソフトの削除後にレジストリを書き戻せば、レジストリの肥大化を抑えられ、ひいてはWindowsの起動が遅くなる事態も避けられるのがうれしい。

 また、サービスパックなどのシステムに重大な変化をもたらすプログラムをインストール後に、不用意にレジストリを書き戻すと、インストールされたコンポーネントとレジストリ情報の間で整合性がとれなくなり、重大な不具合が発生する可能性もある。そのため本ソフトを利用する場合は、レジストリデータをこまめに保存し、できるだけ直近のデータを書き戻すようにしたい。

 そのほか本ソフトのアーカイブには、本ソフトと同様の機能をもち、一定期間経過したバックアップデータを自動で削除する機能が追加されたコマンドラインツール“AUTOBACK.EXE”や、同作者製のレジストリ最適化ソフト「NTREGOPT」も同梱されている。


【著作権者】Lars Hederer 氏
【対応OS】Windows NT 3.51/NT 4.0/2000/XP/Server 2003
【ソフト種別】フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】1.1g(04/11/02)

□ERUNT and NTREGOPT
http://home.t-online.de/home/lars.hederer/erunt/

(石川 敬峰)




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