NEWS （04/11/24　20:00）

評価版のダウンロードページ

　マイクロソフト（株）は24日、サーバー向けのPCエミュレーター「Microsoft Virtual Server 2005 日本語版」の評価版をリリースした。Windows XP/Server 2003で動作し、180日間はすべての機能を利用可能。現在同社のホームページから無償でダウンロードできる。なお本ソフトをダウンロードするには、同社の認証サービス“.NET Passport”の登録が必要。

　製品版は、32CPUまでのサーバーで動作する「Microsoft Virtual Server 2005 Enterprise Edition 日本語版」と、4CPUまでのサーバーで動作する「Microsoft Virtual Server 2005 Standard Edition 日本語版」があり、今回リリースされたのは、「Microsoft Virtual Server 2005 Enterprise Edition 日本語版」の評価版となる。販売形態は、パッケージまたはライセンス販売で、いずれも12月1日より販売が開始される。「Microsoft Virtual Server 2005 Enterprise Edition 日本語版」パッケージ版の推定小売価格は、211,000円。

　「Microsoft Virtual Server 2005 日本語版」は、サーバーの中に仮想的なOS環境をソフトウェアで作成し、仮想OS環境でWindows NT 4.0/2000/Server 2003といったOSを複数同時に稼働させることができるPCエミュレーター。旧環境のサーバーで動作するソフトの移行、複数サーバーの統合、開発中のソフトの動作検証などに役立つ。

【著作権者】Microsoft Corporation
【対応OS】Windows XP/Server 2003
【ソフト種別】フリーソフト（評価版）（製品版はパッケージ販売 211,000円（推定小売価格）など）
【バージョン】1.1.465.103 評価版（04/11/24）

□Microsoft Virtual Server 2005
http://www.microsoft.com/japan/windowsserversystem/virtualserver/
□Virtual Server 2005 評価キット（ダウンロードページ）
http://www.microsoft.com/japan/windowsserversystem/virtualserver/evaluation/trial/default.mspx

（石川 敬峰）