NEWS （04/12/13　20:10）

訪れる客に武器を売ろう

仕入れ中に敵が出現することもある

武器やお金を拾ったり、罠にはまってお金を落とすこともある

　タスクバー上でこっそりプレイできる武器屋経営ゲーム「The Shop2」v1.1が、1日に公開された。Windows 2000に対応するフリーソフトで、編集部にて試用したところWindows XPでの動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはVB 6.0ランタイムが必要。

　「The Shop2」は、タスクバー上でデスクトップアイコンと同じサイズのキャラクターを操作して、こっそりと武器屋経営ゲームをプレイできるソフト。“モノリス”という国で武器屋を営む“ブーム”という商人を操作して、モンスターが潜む危険な山などで武器を仕入れて自分の店で販売していくというストーリー。

　操作は、“ブーム”などのキャラクター上でマウスを左クリックして、キャラクターの頭上に表示されたメッセージを読み進めたり、“はい”“いいえ”の選択肢を選ぶだけ。

　スタートすると、タスクバー左端に店のカウンターとアイコンサイズの“ブーム”が出現して武器を売るところから始まる。スタート時は、“こん棒”や“木刀”といった安価な武器しか置いてないので、“ブーム”を右クリックしたときに表示されるメニューから［仕入れ］を選択して、武器の仕入れを行おう。

　仕入れが始まると、タスクバー左側から右端の山などに向かって“ブーム”が自動で歩いていく。道中では、突然、売り物になる武器やお金を拾ったり、転んでお金を落としたり体力が減少するなど、さまざまなイベントが発生する。

　また仕入れ中には、ガイコツやカマキリなどの敵が出現して戦闘が発生する場合もある。戦闘では、“ブーム”と敵のどちらかが倒れるまで交互に攻撃するだけ。戦闘に勝つと経験値とお金を入手し、ある程度経験値を獲得するとレベルアップして体力などが増加する。敵の攻撃を受けて“ブーム”の体力がゼロになると、道中で拾った武器をすべて失い強制的に店へ戻されるが、お金や経験値は減らないのでレベル上げ目的で仕入れに出掛けてもよいだろう。

　序盤の仕入れ時は、タスクバー右端の山へ簡単に到達できないので、体力が少なくなったときや手持ちの武器が多くなったときは、イベントで出現する馬車に乗って店に引き返すとよい。

　仕入れで持ち帰った武器は、店で売ることが可能。店で武器を売ると、体力が減少して経験値と“評判”が上がっていくので、体力と品物が続く限り武器を売り続けるとよい。閉店時に右クリックメニューの［寝る］を選択すると、体力を回復すると同時に生活費としてお金が減少する。そして店の武器が品薄で体力が回復したときは、再び仕入れに出掛けよう。

　こうして仕入れと販売を繰り返して、さまざまな種類の武器を入手し、武器屋を繁盛させていくとゲームも進行していく。なお、ゲームをある程度進行させると、街の店で武器の仕入れを行ったり、仕入れを行う場所が増えるという。クリアするには、それなりの時間が必要となるかもしれないが、仕事の合間やちょっとした息抜きにタスクバー上でプレイできるので、時間をかけてゆっくりとゲームを楽しみたい人は、プレイしてみてはどうだろうか。

【著作権者】Brave&Akiru　氏
【対応OS】Windows 2000（編集部にてWindows XPで動作を確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.1（04/12/01）

□堕天使農場
http://box.elsia.net/~brave00akiru/

（小津 智幸）