|
米Microsoft、同社製スパイウェア対策ソフトのベータ版をリリースオートアップデートで入手した定義ファイルをもとにリアルタイム監視可能
「Microsoft Windows AntiSpyware」は、リアルタイム監視に対応するスパイウェア対策ソフトで、同社が昨年12月16日に買収したGIANT Companyのスパイウェア対策ソフト「Giant AntiSpyware」に改良を加えたものとなっている。 起動するとタスクトレイに常駐し、既知のスパイウェアがパソコンにインストールされないようにリアルタイムでブロックしてくれる。ネットワークやシステムファイルの変化、IEをはじめとするアプリケーションの動作・変化を監視し、スパイウェアのインストールを阻止する仕組みだ。 リアルタイム監視とは別に、ローカルドライブをスキャンし、すでにパソコンへ侵入してしまったスパイウェアを発見・駆除することも可能。また、毎週や毎月といったようにスケジュールでローカルドライブのスキャンを自動実行できる。 さらに、ActiveXとしてパソコンにインストールされているアプリケーションや、スタートアップで起動するアプリケーションなどを一覧表示し、選択したアプリケーションを無効化する機能や、スパイウェアにより書き換えられたIEの設定内容を復元できる機能を搭載。 そのほか、定義ファイルのオートアップデートに対応しているため、スパイウェアの最新情報を随時本ソフトへ反映させることが可能だ。 【14:00 追記】 なお本ソフトは、動作テストおよびユーザーからのフィードバックを目的として公開されている一方、ユーザーは同社によるテクニカルサポートを受けることはできないので注意が必要だ。万が一本ソフトを利用してWindowsに障害が発生した場合、本ソフトのアンインストールまたはシステムの復元を実行することを同社は推奨している。
【著作権者】Microsoft Corporation
□Microsoft Windows AntiSpyware (Beta) Home (中井 浩晶)
|
|
|||||||
トップページへ |