|
Opera Software、英語版より約1カ月遅れで「Opera」v7.54u1 日本語版を公開日本語版のバージョンアップは約半年ぶりとなる
v7.53からv7.54u1の主な変更点は、合計5つの脆弱性が修正されたこと。脆弱性の内容は、Javaスクリプトのlocationオブジェクトが原因で、リモートでローカルファイルを読み取られたりアドレスバーのURLを偽装されるというもの。 その他の修正された脆弱性は、window.open関数などでWebページを表示するとアドレスバーのURLが変化しない問題、ポップアップウィンドウを乗っ取られる問題、“Content-Type”ヘッダーを悪用してダウンロードファイルが偽装される問題、悪意のあるJavaスクリプトでパソコンのログオンユーザー名が外部に知られてしまう問題となっている。 本ソフトはWindows 95/98/Me/NT/2000/XPに対応するが、日本語版に関してはWindows 95/NTはサポート対象外。また、広告を同ソフトのツールバー上に表示する代わりに無償で利用できるフリーソフトで、シェアウェア登録料の5,040円(税込み)を支払えば広告を非表示できる。 また日本での「Opera」販売権を所有する(株)ライブドアのWebサイト上では現在、「Opera」日本語版の最新版がv7.53であると記載されている。しかし、同サイト上のダウンロードボタンを押すと、Opera Software ASAのWebサイトに転送される仕組みであるため、そこからv7.54u1 日本語版をダウンロードすることが可能だ。バージョン表記の相違に関してライブドアに問い合わせたところ、近日中にWebページを正しく修正するとのこと。ライブドアで購入したライセンスキーは、v7.54u1でも引き続き利用できる。
【著作権者】Opera Software ASA(日本での販売権は(株)ライブドアが所有)
□Opera Web Browser (中井 浩晶)
|
|
|||||||
トップページへ |