指定した実行プロセスを強制終了できるメニュー型タスク管理ソフト「qt0」

選択したプロセスの実行ファイルパスを他アプリケーションに渡すことも可能

「qt0」v0.07

　指定した実行プロセスを強制終了できるメニュー型タスク管理ソフト「qt0」v0.07が、1日に公開された。Windows 98/2000に対応するフリーソフトで、編集部にて試用したところWindows XPで動作することを確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「qt0」は、指定した実行プロセスを強制終了できるメニュー型タスク管理ソフト。起動すると、現在実行中のプロセス一覧がマウスカーソル付近にポップアップメニューで表示され、クリックすると該当プロセスを即座に強制終了することができる。強制終了なので、作業中のデータが保存されないこともあるため注意。

　また、プロセス一覧で右クリックすると、該当プロセスの実行ファイルが存在するフォルダを開くことが可能。そのほか起動オプションで、プロセス一覧が表示される位置をデスクトップ上の座標で指定しておける。

　なお本ソフトは、同作者の「Quick Terminator」を作り直したもので、機能は少ないが拡張性を重視した設計となっている。例えば「qt0」では、同梱のINIファイルを編集することで、マウス操作にランチャー機能を割り当てられ、指定プロセスの実行ファイルパスを他アプリケーションに渡すといった連携が実現可能。

　「qt0」を利用すれば、操作不能になってしまったアプリケーションをすばやく強制終了できることはもちろん、アイディア1つで他アプリケーションと連動させることも可能だ。

【著作権者】folia　氏
【対応OS】Windows 98/2000（編集部にてWindows XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.07（05/01/01）