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(05/01/17 22:15)
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Microsoft、次期Windows“Longhorn”のGUI開発を体験できるWinFX SDKを公開
“Longhorn”発売までの間、WinFXによるGUIプログラミングに慣れておこう
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「Public November 2004 "Avalon" Community Technology Preview Including WinFX SDK」 |
米Microsoftは14日、次期Windows“Longhorn”上で実装される新しいGUIを構成するサブシステム“Avalon”のSDK「Public November 2004 "Avalon" Community Technology Preview Including WinFX SDK」を公開した。本SDKは2004年11月、MSDN会員向けに公開されていたが、より多くの人にテストしてほしいということから一般公開される運びとなった。“Avalon”を利用した“Longhorn”プログラミングでは、Windows上で描画するアプリケーションウィンドウなどに、DirectXを利用した3D効果をもたせることが可能になり、オブジェクトを上下左右に揺らめかせたり、回転するウィンドウを設計することができる。本SDKでは、現在使用しているWindos XP上で“Avalon”でのGUI設計を体験可能。“Avalon”でのGUI設計は、XMLをベースに拡張されたXAMLというマークアップ言語を用いて構成していくが、XAMLによるソースコードの記述方法はMSDNページ内にサンプルコードが掲載されているのでそちらを参照してほしい。
本SDKはWindows XP/2003 Serverに対応しているフリーソフトで、現在同社Webページからダウンロードできる。なおWindows XPの場合、Service Pack2適用済みの環境のみ動作。また、本SDKを動作させるには開発環境「Visual Basic 2005 Express Edition」か「Visual C# 2005 Express Edition」のどちらかがインストールされている必要がある。
【著作権者】Microsoft Corporation
【対応OS】Windows XP/Server 2003
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】preview(05/01/14)
□Download details: Public November 2004 "Avalon" Community Technology Preview Including WinFX(TM) SDK
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=C8F904E1-B4CA-402B-ACCF-AAA2BD60DA74&displaylang=en
□コード ネーム "Avalon": 新しいコードとマークアップ モデルを使用して実際のアプリケーションを作成する -- MSDN Magazine, January 2004(XAMLコードによる記述サンプル)
http://www.microsoft.com/japan/msdn/msdnmag/issues/04/01/Avalon/default.aspx
□WinFX^(TM) SDK(WinFX)(WinFXのドキュメント)
http://winfx.msdn.microsoft.com/
(久保 望)
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