窓の杜Logo
NEWS (05/01/19 18:25)

密室に閉じ込められた主人公を脱出させる推理アドベンチャーゲーム「.room」

開始直後は主人公の正体、密室に閉じ込められた理由などが一切分からない状態

部屋中を調べつくそう
部屋中を調べつくそう
回想シーンで主人公の全貌や明らかに
回想シーンで主人公の全貌や明らかに
 密室に閉じ込められた主人公を脱出させる推理アドベンチャーゲーム「.room」v1.01が、9日に公開された。Windows XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。動作には「RPGツクールXP RTP」が必要。

 「.room」は、密室に閉じ込められた主人公を操り、部屋に仕掛けられたトラップを解いて脱出する推理アドベンチャーゲーム。ゲーム開始直後は、主人公の正体、主人公が密室に閉じ込められた理由などが一切分からず、部屋に仕掛けられたトラップを解いたり、アイテムを入手することで主人公の全貌が徐々に明らかになっていく。

 画面は、斜め上から見下ろした2D視点。部屋全体を見渡せるので、カーソルキーで部屋の中を歩き回り、“調査”“開閉”“運ぶ”“使う”といった4種類のコマンドで部屋に仕掛けられたトラップを解いていく流れだ。

 たとえば、ドアの前で“調査”コマンドを実行すると、鍵の状態やトラップの有無などを調べられる。“調査”コマンドを実行する場所によって、アイテムを入手することがあり、入手したアイテムは“使う”コマンドで実際に使用可能。また“運ぶ”コマンドでは、部屋にある家具やインテリアを好きな場所に移動させることができる。

 脱出成功のポイントは、部屋の各所をとにかく調べること。不用意に未知のトラップへ近づくと、主人公が死んでゲームオーバーになることもあるため、怪しい箇所は“調査”コマンドを念入りに調べておこう。

 またトラップによるゲームオーバーのほかに、誤った順番でトラップを解くと脱出不能に陥ることがあり、この場合はゲームを中断してやり直すしかない。ただし、好きな場面でゲームの進行状況をセーブできるため、トラップを解くたびにセーブしておけば、ゲームオーバーや脱出不能になっても途中からやり直すことが可能。

 さらに本ゲームは、マルチエンディングとなっており、仮に脱出できても成功とは限らないので、真のエンディングを目指して何度もプレイしよう。


【著作権者】秋山 博紀(AKI) 氏
【対応OS】Windows XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.01(05/01/09)

□MultiWorkShop
http://akiroom.com/
□窓の杜 - RPGツクール RTP
http://www.forest.impress.co.jp/lib/arc/runtime/runtimegme/rpgrtp.html

(中井 浩晶)




トップページへ

Copyright ©2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
編集部への連絡は お問い合わせはこちらをクリック まで