NEWS （05/01/21　14:20）

「TSUNAMIシミュレーター」v1.00

　日本地図上に指定した波高の津波が到達すると予想される地域を表示できるソフト「TSUNAMIシミュレーター」v1.00が、16日に公開された。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはVB 5.0以降のランタイムが必要。

　「TSUNAMIシミュレーター」は、日本地図上に指定した波高の津波より低い海抜の地域を色分け表示できるソフト。指定した波高の津波が発生したときに、どの地域が波高より低い地域であるか一目で確認できる。

　操作は、“北海道”や“九州”などの地域をタブで選択したあとに画面右上のスライドバーで波高を指定し、［実行］ボタンを押すだけ。実行後は、指定した波高より低い海抜の地域が地図上に色分け表示される。

　本ソフトでは、あくまで指定した波高より低い地域を示すだけであり、実際に津波が陸へ到達したときに水没する地域を指すものではないという。また津波が陸を駆け上がる高さを示す“遡上高”は、気象庁で発表された津波の高さの数倍になると言われている。

　津波はいつ発生するかわからないので、まずは居住地域に津波の被害が及ぶか調査して災害に備えてみてはどうだろうか。

【著作権者】あんやん　氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.00（05/01/16）

□あんやん
http://www6.plala.or.jp/anyoung/

（小津 智幸）