マイクロソフト（株）は27日、64ビット対応Windows XP/Server 2003の日本語評価版を公開した。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。試用期限は360日となっており期限が過ぎると使用不能になるとのこと。動作には、AMD製CPU“Opteron”“Athlon 64”、または“インテル エクステンデッド・メモリ 64 テクノロジ”を搭載するインテル製CPU“Pentium 4”“Xeon”が必要。

　64ビット対応のWindowsは、最大32GBの物理メモリ、最大16TBの仮想メモリをサポートしているため、アプリケーションで大容量のデータを高速処理できることが特長。また、64ビット対応のWindows XP/Server 2003には、Windows XP SP2/Server 2003 SP1が標準で適用されており、高い安全性を確保しているという。

　なお、本評価版は開発段階のものであるため、テスト環境にインストールすることを同社は推奨している。また同社によると、メールなどによる不具合報告も歓迎しているとのこと。

□Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003, x64 Edition日本語版、Microsoft(R) Windows(R) XP
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2182

（中井 浩晶）