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(05/02/01 18:45)
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アドビ、PDF文書作成ソフト「Adobe Acrobat 7.0 Professional」の体験版を公開
“Adobe Acrobat”の使い方を学べる公式ページも本日より開設
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「Adobe Acrobat 7.0 Professional」体験版 |
アドビ システムズ(株)は1日、PDF文書を作成・編集する同社製ソフト「Adobe Acrobat 7.0 Professional」の体験版を公開した。“Adobe Acrobat”v7シリーズは機能の差により、フル版の「Adobe Acrobat 7.0 Professional」と標準版の「Adobe Acrobat 7.0 Standard」、機能限定版の「Adobe Acrobat 7.0 Elements」の3製品に分かれている。今回公開されたものは、すべての機能を備えた「Adobe Acrobat 7.0 Professional」の体験版で、製品版の全機能を30日間無償で試用可能。「Adobe Acrobat 7.0 Professional」と「Adobe Acrobat 7.0 Standard」は1月21日よりパッケージ販売が始まっており、「Adobe Acrobat 7.0 Elements」は4月中旬よりライセンス販売される予定。
v6からの主な変更点は、本ソフトの起動速度やPDF文書の作成速度が向上したこと。同社によると、作成時間は最大で80%短縮できるという。またPDF文書の管理に便利な“PDFキャビネット”機能も追加されており、指定フォルダ内のPDF文書や、過去に表示したPDF文書をサムネイル形式で一覧表示することが可能。また、PDF表示画面の左側に[添付ファイル]タブが追加され、PDF文書へ任意ファイルを添付できるようになった。
また、「Adobe Reader」v7.0によるPDFへの注釈記入を許可することもできるようになったため、「Adobe Acrobat」をもたないユーザーでもPDFを利用した校正作業に参加できるようになった。さらに、エー・アイ・ソフト(株)製のOCRエンジンを搭載し、スキャナーなどから取り込んだ画像をテキスト化することが可能。そのほか、PDF/XMLフォーム開発作成ソフト「Adobe LiveCycle Designer」も同梱された。
Windows 2000/XP/XP Tablet PC Editionに対応し、1日に公開された公式サイト“Adobe Acrobat ポータル”から無償でダウンロード可能。なお「Adobe Acrobat 7.0 Professional」製品版は、現在オンライン販売サイト“アドビストア”で、通常版が57,540円(税込み)、旧バージョンからのアップグレード版が21,735円(税込み)にて販売されている。
【著作権者】アドビ システムズ(株)
【対応OS】Windows 2000/XP/XP Tablet PC Edition
【ソフト種別】フリーソフト(製品版は57,540円(税込み)など)
【バージョン】1.5(05/02/01)
□Adobe Acrobat Portal
http://www.acrobat-learning.com/
□窓の杜 - 【NEWS】米Adobe、起動を高速化した「Adobe Reader」v7.0の日本語版を正式リリース
http://www.forest.impress.co.jp/article/2004/12/22/adobereader70.html
□窓の杜 - Adobe Reader
http://www.forest.impress.co.jp/lib/offc/print/docviewer/adobereader.html
(石川 敬峰)
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