「Firefox」のロードマップが変更、v1.1のリリースは3カ月遅れの6月に延期
コードネームは“Deer Park”、「Mozilla」v1.8のGeckoエンジンがベース
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「Firefox」ロードマップのWebページ |
アメリカ・カリフォルニア州を拠点とするMozilla Foundationは1月30日(現地時間)、Webブラウザー「Firefox」の新しいロードマップを公開した。変更があったのはv1.1のリリース日程で、アルファ版は3月、ベータ版は4月、正式版は6月となっており、全体的に3カ月遅れるようだ。v1.1には、“Deer Park”というコードネームが付けられており、「Mozilla」v1.8のGeckoエンジンをベースに開発しているとのこと。
また主要開発者であるBen Goodger氏のblogによると、今回の日程延期は「Firefox」の品質を重視するためだとし、同氏が米Googleに移籍したこととは関係ないと弁明している。なお、同氏は1月24日付けのblog記事で、所属がMozilla FoundationからGoogle, Inc.に変わったことを公表していた。
□Mozilla Firefox 2.0 Roadmap
http://www.mozilla.org/projects/firefox/roadmap.html
□Inside Firefox - The Inside Track on Firefox Development(Ben Goodger氏のblogページ)
http://weblogs.mozillazine.org/ben/
□窓の杜 - Firefox
http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/browser/webbrowser/firefox.html
(中井 浩晶)
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