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最小限のメディア数で大量データをバックアップしたいときに便利な「Packfld」メディアにぴったり収まるようにファイルの組み合わせを算出
「Packfld」は、大量データをバックアップする際に、メディア数が最小限になるようにファイルの組み合わせを考えてくれるソフト。組み合わせの結果はリストで表示されるほか、自動作成される連番フォルダへ対象ファイル群を振り分けてくれる。 操作はまず、バックアップ元のフォルダと、振り分け先のフォルダを登録する。次にバックアップで使用するメディアの種類を、プルダウンメニューから選択しよう。メディアの種類は、フロッピーディスク、CD-R、DVD-Rがあらかじめ用意されており、設定画面で任意サイズのメディアを追加することが可能だ。 最後に、振り分け時の優先事項をラジオボタンで8種類から選択し、[分割開始]ボタンを押すと振り分けが実行される。振り分け時の優先事項は、[名前(昇順)][更新日時(昇順)]などがあり、[無駄なく(ビンパッキングの解法)]を選択しておくと、メディア数を最小限に抑えることが最優先される。 また優先事項で[更新日時(昇順)]を選択すると、メディア容量よりもファイルの更新日時が優先されるため、新しいファイルと古いファイルを別フォルダに振り分け可能。さらに[種類(昇順)]を選択すれば、同種類のファイルが同じフォルダへ振り分けられるように考慮される。 振り分けの結果は画面上部に2ペインで表示され、左ペインで連番フォルダの数とサイズ、右ペインで各連番フォルダの内容を確認できる。このとき、バックアップ元にサブフォルダがある場合、サブフォルダは1つのファイルとして扱われるので、サブフォルダ内のファイル群がばらばらにならない。また、結果画面に赤くハイライト表示されたファイルやフォルダがある場合、それらはサイズが大きすぎて1つの指定メディアに収まらないことを意味している。 本ソフトの振り分け作業は、コピーではなく移動なので、元の場所にファイルやフォルダを戻したい場合は[UNDO]ボタンを押せばよい。大量に撮影したデジカメ画像をCD-Rなどに焼くときに、本ソフトは威力を発揮しそうだ。
【著作権者】eightban 氏
□eightban's homepage (中井 浩晶)
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