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米ICQ、メッセンジャーソフト「ICQ」v5シリーズで初の正式版となるv5.02を公開「ICQ Lite」の後継版で、細かな使い勝手の向上が図られている
“ICQ”シリーズは、機能を絞って軽量化した「ICQ Lite」と、旧来の「ICQ」の機能を引き継ぐ「ICQ Pro 2003b」に分かれていたが、実行ファイルの名前やインストール先フォルダから判断すると、今バージョンの「ICQ」は「ICQ Lite」の後継版であるようだ。なお「ICQ Pro 2003b」は、引き続き同社のホームページで公開されている。 「ICQ Lite」v4シリーズからの主な変更点は、ウィンドウ上のボタンを押しながら任意メンバーとトランシーバー風に音声会話する“Push2Talk”機能や、メンバー一覧でチェックを入れた相手へメッセージを一斉送信する“Buzz It”機能、現在の自分の状態を示すステータス表示を自由に編集できる“Status Manager”機能などが追加されたこと。また、メイン画面上部にあるプルダウンメニューから自分の状態を手軽に切り替えられるようになった。 “Google”による検索機能も強化されており、メッセージを範囲選択後に右クリックメニューから[Search Google]を選べば、選択したメッセージをキーワードにして“Google”検索を行い、OSで通常使用する設定のWebブラウザー上に検索結果を表示できる。また、全画面表示のソフト利用時に届いたメッセージはただちにポップアップ表示せず、通常の画面に戻ったときにメッセージ着信を通知するよう仕様変更されたため、安心して全画面表示のゲームなどを楽しめる。 さらにv4シリーズまでは、メッセージが相手に届いた時点で自分の送ったメッセージがウィンドウ内に表示されていたが、今バージョンでは送信と同時にウィンドウ内に表示されるように仕様が変更された。そのほか、[Enter]キーを押した時点でメッセージを送信するように設定できるようになるなど、細かな使い勝手の向上が図られている。
【著作権者】ICQ, inc.
□ICQ.com - community, people search and messaging service! (石川 敬峰)
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