NEWS （05/02/15　19:30）

「FaceStick」v3.11.6

　顔文字などのテキストを直前までアクティブだったウィンドウへ貼り付けられるソフト「FaceStick」v3.11.6が、3日に公開された。Webブラウザーやエディターなどをマウスクリックで操作できるミニウィンドウが特長。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「FaceStick」は、顔文字などのテキストデータを直前にアクティブだったウィンドウへ自動貼り付けできるソフト。一般的な顔文字を900種類以上、“２ちゃんねる”系の顔文字を150種類以上、定型文や記号類を約600種類収録する。使い方は簡単で、横に細長いウィンドウ上にある［顔1］［2ch］［定型文］などのボタンを押し、開いたメニューから貼り付けたい顔文字を選ぶだけでよい。顔文字や定型文はテキスト形式で保存されており、自由に追加・編集できる。

　また本ソフトは、アクティブなウィンドウへ仮想的にキー入力を行える6種類のミニウィンドウを備えるのが特長。たとえば“ブラウザ操作パッド”には4つのボタンがあり、アクティブな状態のWebブラウザーに“進む”“戻る”“更新”“中止”の4種類の操作を行える。

　そのほか、“コピー”“置換”など11種類の操作ができるテキストエディター向けパッド、ファンクションキー入力パッド、テンキー風数値入力パッド、カーソルキー入力パッドなどがあり、各パッドは複数同時に利用可能だ。

　さらに、クリップボードのテキスト履歴を管理し、直前にアクティブだったウィンドウへ再入力することもできる。このとき、［F2］～［F9］キーを押しながら履歴を選べば、カタカナ・ひらがな、大文字・小文字、半角・全角の変換といった、テキストの整形処理を加えたのちに貼り付け可能。

　また、ショートカットファイルやお気に入りURLを登録してランチャー風に利用したり、本ソフトの処理をマクロで自動化することもできる。マクロは、「PPA」（Poor-Pascal for Application）というPascal風の言語と、その拡張版である「FsPPA」を利用しており、記述方法はヘルプで詳しく説明されている。

【著作権者】みやんび　氏
【対応OS】Windows 98以降（編集部にてWindows XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】3.11.6（05/02/03）

□みやんびサイト(仮)
http://hp.vector.co.jp/authors/VA023953/

（石川 敬峰）