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テキスト形式のデータベースとして活用できるアウトラインプロセッサー「KELF」画像のサムネイル表示、メールのインポート機能を搭載
「KELF」は、画像ファイルのサムネイル表示やメールデータのインポート機能などを備えたアウトラインプロセッサー。画面は3ペインで構成され、標準では左側にアウトラインを階層表示するツリー、右上にテキスト本文、右下には検索結果のリストや画像のサムネイルが表示される。各ペインのレイアウトは設定画面でカスタマイズ可能。 本ソフトは、編集中の文書内に画像ファイルのファイルパスをリンクとして挿入することができ、挿入した画像は右下ペインにサムネイルで表示される。サムネイル表示された画像は、別ウィンドウで開く本ソフト内蔵の画像ビューワー、または画像ファイルに関連付けされたアプリケーションから実寸大で開ける。 さらに、各メールソフトで保存しているメールをインポートする機能も備えている。メールソフトが管理するフォルダ単位でインポートでき、メールの件名がアウトラインツリーに一覧表示され、エディター画面で本文を読むことができる。対応しているメールソフトは、「Outlook Express」「Becky! Internet Mail」「EdMax」「AL-Mail32」など。 本ソフトでは、内容がテキストのファイルであれば読み込むファイル形式に制限がなく、たとえば行頭に“■”や“●”のあるテキストの場合には、これらの行を自動的に見出しとしてツリー表示される仕組み。また、正規表現を用いてテキストを解析し、特定の記号などをもとにツリーを階層化させることもできる。テキストの解析処理を設定してあるプリセットが複数用意されており、論文向け、C、C++言語のソースファイル向けのプリセットなどがある。 そのほか、正規表現による文字列の検索・置換、文字列を操作できるマクロ、指定した単語の強調表示、ショートカットキーのカスタマイズ機能などを備えている。
【著作権者】Kazuhiro Kito 氏
□Kazusoft (久保 望)
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