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NEWS (05/02/28 17:30)

IDN形式URLの表示・非表示は国別に切り替えるようになった「Opera」最新β

証明書の発行者名をアドレスバーに表示する機能が搭載、証明書偽装の対応へ

「Opera」v8.0b2
「Opera」v8.0b2
 ノルウェーのOpera Software ASAは25日(現地時間)、Webブラウザー「Opera」の最新英語ベータ版であるv8.0b2をリリースした。主な変更点は、国際化ドメイン名(以下、IDN)のURLは、jpやcomといったトップレベルドメインの違いにより、そのまま表示するかPunycodeに変換するかを切り替えるようにしたこと。

 具体的には、トップレベルドメインがno/jp/de/se/kr/tw/cn/at/dk/ch/liであるURLは、IDN形式のまま表示される。また、英語圏やヨーロッパの一部で使われる文字コード“Latin-1”で記述されたURLもIDN形式で表示されるとのこと。それ以外のIDN形式のURLは、Punycodeで2バイト文字を使わないURLに変換される仕組み。

 さらに本バージョンでは、SSL対応のWebページを閲覧した際に、アドレスバーの右端に証明書の発行者名と、その発行者のトップレベルドメインが表示されるようになった。そのほか、TXT形式のWebページをローカルに保存できる機能、同梱のメールソフトでメール閲覧時の表示フォントを変更できる機能などが追加されている。

 なお、本ソフトはWindows 95/98/Me/NT/2000/XPに対応し、広告を同ソフトのツールバー上に表示する代わりに無償で利用できるフリーソフトだが、シェアウェア登録料の39米ドルを支払えば広告を非表示にすることが可能。現在、同社のホームページからダウンロードできる。


【著作権者】Opera Software ASA
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト(広告を非表示にするための登録料は39米ドル)
【バージョン】8.0b2(05/02/25)

□Opera Tackles Phishing: Second Beta of the Opera Browser Available Today
http://www.opera.com/pressreleases/en/2005/02/25/

(中井 浩晶)




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