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ドメインごとにIE/Geckoエンジンを切り替えられる「Netscape Browser」v8.0βプラグイン拡張に対応とのことだが、「Firefox」用プラグインは導入不能だった
「Netscape Browser」は、同社製Webブラウザー“Netscape”シリーズの最新版で、「Firefox」v1.0をベースに作成されている。旧バージョンはメールソフトやHTMLエディターなども同梱したソフト群であったが、本バージョンではソフト名からも分かるように機能がWebブラウザーのみに絞られている。 本バージョン最大の特長は、Webページの描画エンジンを従来のGeckoだけでなく、Windows内蔵のIEコンポーネントに切り替えられること。タブごとに別の描画エンジンを指定できるほか、Webサイトのドメインごとに使用する描画エンジンを記憶させることも可能。 ただし描画エンジンを切り替えても、Webページ上の右クリックメニューは共通となっているため、IEの右クリックメニューを呼び出すことはできない。つまり、IEコンポーネントを利用する他Webブラウザーとは異なり、右クリックメニューを拡張するIEプラグインは本ソフト上で利用できないことになる。 また本ソフトは、「Firefox」と同様にプラグインをインストールすることで機能を拡張できる。しかし、編集部にて「Firefox」用のプラグインを数種類インストールしてみたところ、プラグインのインストールが拒否されるという現象を確認している。 そのほか、ツールバーにRSS対応サイトの記事タイトルを表示する機能や、IEや「Firefox」、「Opera」から“お気に入り”などの各種設定をインポートできる機能などを搭載している。
【著作権者】Netscape Communications Corporation
□Netscape Browser (中井 浩晶/石川 敬峰)
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