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セキュリティ対策が施された「Mozilla」v1.7.6と「Thunderbird」v1.0.2が公開「Firefox」に続いて「Mozilla」でも国際化ドメイン名の問題が修正された
「Mozilla」v1.7.6 英語版では、アドレスバーに表示される国際化ドメイン名URLを、ASCII文字に変換したうえで表示するようになった。たとえば、“http://www.paypаl.com/”(一部キリル文字)にアクセスすると、アドレスバーには2バイト文字を使わないURL“http://www.xn--paypl-7ve.com/”が表示される。 また、プラグインを悪用して任意のコードを実行できる問題や、悪意のあるLNKファイルを2回ダウンロードすると、既存ローカルファイルが上書きされてしまう問題など、合計15件の脆弱性が修正されている。 そして「Thunderbird」v1.0.2 英語版では、上記のLNKファイルに関する問題のほか、文字コードをUTF-8からUnicodeへ変換する際にヒープ・オーバーフローが発生する可能性がある問題など、合計5件の脆弱性が修正されている。 なお、「Mozilla」v1.7.6 英語版はWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPに、「Thunderbird」v1.0.2 英語版はWindows 98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するフリーソフトで、寄付歓迎とのこと。現在、同団体のWebサイトや窓の杜から英語版をダウンロードできる。
・「Mozilla」
・「Thunderbird」
□Mozilla - Home of the Firefox web browser and Thunderbird e-mail client (石川 敬峰)
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