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NEWS (05/03/24 20:45)

大容量バッファを利用してファイルやフォルダを高速コピー「FastCopy」

Windowsのキャッシュを全く使わないため他ソフトの処理が重くならないのが特長

「FastCopy」v1.00
「FastCopy」v1.00
 大容量バッファを利用してファイルやフォルダを高速コピーできる「FastCopy」v1.00が、10日に公開された。Windows 98/Me/NT/2000/XP/Server 2003に対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「FastCopy」は、エクスプローラの右クリックメニューなどから、ファイルやフォルダを高速コピーできるソフト。作者によると本ソフトは、コピー処理にWindowsのキャッシュを全く使わず、大容量バッファを利用して複数ファイルを一気に読み書きする仕組みであるという。実際に編集部で本ソフトを利用してみたところ、Windows標準のコピー機能よりも高速で、なおかつコピー実行中も他アプリケーションの処理が重くなりにくいことを実感できた。

 高速コピーを実行する方法は、大きく分けて2種類。1つ目は、本ソフトのウィンドウを起動したあとに、コピー元ファイルとコピー先のフォルダをドラッグ&ドロップやファイル選択ダイアログで手動登録する方法。

 2つ目は、本ソフトのエクスプローラ拡張機能を利用して、あらかじめファイルやフォルダの右クリックメニューに[コピー(FastCopy)]を追加しておく方法。[コピー(FastCopy)]を実行すると、選択中のファイルやフォルダがコピー元として登録された状態で本ソフトを起動できる。どちらの方法もウィンドウ内の[実行]ボタンで高速コピーを開始可能。

 また、ファイルコピー時の上書き処理をプルダウンメニューから選択でき、ファイルを一切上書きしないようにしたり、コピー元ファイルの更新日時が新しいときのみ上書きするように設定できる。さらに、コピー先のフォルダとコピー元のフォルダを完全に同期させることも可能。

 そのほか豊富な起動オプションが用意されているため、各種起動オプションを付加した本ソフトのショートカットファイルを作成しておくことで、特定のファイルやフォルダをすばやく目的のフォルダにコピー可能。さらにWindowsのタスク機能に本ソフトを登録しておけば、バックアップソフトとしても活用できる。


【著作権者】SHIROUZU Hiroaki 氏
【対応OS】Windows 98/Me/NT/2000/XP/Server 2003
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.00(05/03/10)

□白水啓章ホームページ
http://www.ipmsg.org/private/

(中井 浩晶)




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