NEWS （05/03/30　13:35）

「Lektora」v1.0 final

　「Internet Explorer」（以下、IE）と「Firefox」にRSSリーダー機能を追加できるソフト「Lektora」v1.0 finalが、18日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応し、記事見出し一覧内にテキスト広告を表示する代わりに無償で利用できるフリーソフトだが、シェアウェア登録料の29.95米ドルを支払えば広告を非表示にすることが可能。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、「Firefox」にRSSリーダー機能を追加する場合は、あらかじめ「Firefox」v1.0以降をインストールしておくことが必要。

　「Lektora」は、IEと「Firefox」にRSSリーダー機能を追加できるソフト。RSS 0.9/1.0/2.0とATOMに対応する。RSSデータはIEと「Firefox」で共有するため、どちらのWebブラウザー経由でも同じ操作方法でRSS配信サイトの更新チェックが行える。

　両Webブラウザーのツールバーに追加される［Lektora］ボタンを押すとRSSデータを取得し、Webブラウザーウィンドウをフレームで左右2分割したうえで、新着記事があるRSS配信サイト名を左フレームに一覧表示する。左フレームでサイトを指定すると、そのサイトの記事見出し一覧が右フレームに表示されるので、あとは読みたい記事見出しをクリックすれば、新しいウィンドウが開いて記事本文を閲覧できる。

　サイトの登録は、RSSの自動検出を可能にする“RSS auto-discovery”情報が埋め込まれたサイトならば、当該サイトを表示中にツールバーの虫メガネ型ボタンを押すだけでOK。また、RSS配信サイトにある［RSS］［RDF］［XML］といったアイコンをクリックするだけでも自動登録できて便利。

　サイトはグループでカテゴリー分けして階層管理でき、ドラッグ＆ドロップでグループ間の移動も行える。そのほか、登録サイト一覧をOPML形式でインポート・エクスポートできるため、他RSSリーダーからの乗り換えも容易だ。

【著作権者】Lektora Inc.
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト（広告を非表示にするための登録料は29.95米ドル）
【バージョン】1.0 final（05/03/18）

□Lektora - RSS Reader and Blog Reader, integrated in Firefox and Internet Explorer.
http://www.lektora.com/index_en.html

（石川 敬峰）