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(05/04/04 15:50)
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脆弱性や不具合を修正した「Adobe Reader」v7.0.1の差分アップデーターが公開
ActiveXコントロールを利用してPDFファイルを開いた際に発生する脆弱性などを修正
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「Adobe Reader」v7.0.1 |
アドビシステムズ(株)は1日、脆弱性や不具合を修正した「Adobe Reader」のv7.0.1を公開した。現在、v7.0専用のアップデーターを同社Webサイトからダウンロードできるほか、オートアップデート機能を利用してv7.0をv7.0.1へアップデートすることも可能。v7.0未満を使用するユーザーは、v7.0のアーカイブをダウンロード・インストールしたあとに、オートアップデート機能などを実行する形となる。
v7.0.1で修正された脆弱性は、ActiveXコントロールを利用してIE上でPDFファイルを開いた際に、ユーザーのパソコン内にあるファイルの名前やパスが漏洩するというもの。また、悪意のあるPDFファイルを開くと本ソフトが強制終了する脆弱性も修正されている。
さらに本バージョンでは、「Microsoft Office」の文書ファイル内に含まれるPDFファイルへのリンクをクリックした際に、本ソフトを利用してPDFファイルを正常に開けない不具合が修正された。
【著作権者】アドビシステムズ(株)
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】7.0.1(05/04/01)
□Adobe Reader 7.0.1アップデート─各国語版
http://www.adobe.co.jp/support/downloads/2712.html
□[225951]Internet Explorer を通してローカルファイルが検出されてしまうことについてのセキュリティ情報(Windows 版 Adobe Reader 7.0/Acrobat 7.0)
http://support.adobe.co.jp/faq/faq/qadoc.sv?225951+002+3
□[225950]不正なルートページノードカウントについてのセキュリティ情報(Windows 版 Adobe Reader 7.0/Acrobat 7.0)
http://support.adobe.co.jp/faq/faq/qadoc.sv?225950+002+3
□[225534]Microsoft Office で PDF ファイルへのリンクをクリックしてもファイルが開かない(Acrobat 7.0/Adobe Reader 7.0)
http://support.adobe.co.jp/faq/faq/qadoc.sv?225534+002+1
(中井 浩晶)
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