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【第229回】

猛スピードで峠を走るカーアクション「Route960」

オープンカーを操って起伏の激しい峠を駆け抜けろ!

(05/04/08)

タイトル画面
   

 インターネット上で公開されているゲームは、大手メーカーが制作・販売している大作から個人が趣味で制作し、無料で公開しているものまで、ジャンルや価格を問わず、さまざまなものが存在している。しかし、インターネット上で公開されるゲームの数が多すぎてしまい、どんな作品が存在し、どの作品が本当に面白いのか判断できずに困っている人も多いだろう。そこで“週末ゲーム”では、インターネット上でたくさん公開されているゲームのなかから選び抜いた良作を紹介していく。今回は起伏の激しい峠を猛スピードで走るカーアクションゲーム「Route960」を紹介しよう。

“Route960”~“Route969”はタイム、“Route970”~“Route974”は走行距離を競う
“Route960”~“Route969”はタイム、“Route970”~“Route974”は走行距離を競う
 「Route960」は、オープンカーを操作して起伏の激しい峠を走り抜けるタイプの横スクロール型カーアクションゲーム。峠や車を真横から見た画面内でオープンカーを走らせて、最速タイムを出したり、できるだけ長い距離を走行するのが目的。15のコースが用意されており、“Route960”~“Route969”の10コースでは指定された距離を走行してゴールまでのタイムを競い、“Route970”~“Route974”の5コースでは走行距離を競う。舞台となる峠はどのコースも起伏が激しくなっており、たとえば、上り坂を駆け上がった勢いでジャンプしたあとの着地時に車のボディを路面にぶつけて破壊してしまったり、スピード不足で坂を登りきれなかった場合などはミスとなる。ミスになると、“Route960”~“Route969”ではスタート地点からやり直しとなり、10回のミスでゲームオーバー。“Route970”~“Route974”では、これまでの走行距離がスコアとして登録される。

看板の指示に従って運転しよう
看板の指示に従って運転しよう
 操作は、[X]キーでアクセルによる加速、[Z]キーでブレーキによる減速となっており、ハンドル操作のようなものは不要。画面左下には、アナログ式のスピードメーターが表示されているので、上り坂でスピードが落ちたときはアクセル、下り坂でスピードが上がったときはブレーキを操作していこう。ただし坂の勾配が激しいと、上り坂に入ってからアクセル操作をしても勢いが足りず登り切れなかったり、下り坂に入ってからブレーキ操作してもスピードを落としきれず、直後の上り坂でジャンプしてしまって着地に失敗してしまう場合もある。急勾配があるコースでは、下り坂に入る手前の平坦な道や上り坂でブレーキをかけたり、上り坂に入る手前の下り坂で加速するといった先を見越した操作が必要となるだろう。

スピードを出してジャンプすると着地時に車が大破してしまう スピードを出してジャンプすると着地時に車が大破してしまう
スピードを出してジャンプすると着地時に車が大破してしまう

スピードが足りないと急な上り坂を越えられない場合もある
スピードが足りないと急な上り坂を越えられない場合もある
 ミスをしないで走り抜くためのコツは、スピード調整に尽きる。上り坂は、時速40キロ以下で越えると着地時にジャンプしないので、上り坂を走るときは頂上付近で車の速度が時速40キロ以下になるように調節するといいだろう。ただし、スピードを落としすぎると坂を登り切れない場合もあるので、坂の長さや勾配に応じて臨機応変に対応しよう。また、コースを覚えることも重要だ。コースによっては、坂を勢いよく登ってジャンプしてもタイヤで着地できるため車が壊れない箇所がある。最速タイムを狙うときは、試走を繰り返してジャンプしても大丈夫なポイントなどを頭に叩き込み、アクセル全開で走り抜けていこう。

 本ゲームは、アクセルとブレーキを操作するだけなので、誰でも手軽に楽しめる。しかし、慣れるまではスピード調節がうまくいかず、ゴールにたどり着くこと自体が難しいかもしれない。いきなり最速タイムを狙うのはあまりにも無謀なので、ゲームに慣れるまでは安全運転で完走を目指すとよいだろう。そして、ある程度慣れてきたら、友人とタイムを競ってみてはどうだろうか。


【著作権者】masa-u 氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1a(04/11/21)
【ファイルサイズ】165KB

□ばいなり工房
http://mbin.jp/

(芹澤 正芳)




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