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NEWS (05/04/14 20:25)

指定拡張子のファイルを“iPod shuffle”風に外部デバイスへ転送できるソフト

他のデータを入れる領域を確保して音楽ファイルを転送したいときに便利

「Shuffle Copy」v1.03
「Shuffle Copy」v1.03
 あらかじめ指定した拡張子のファイルを“iPod shuffle”風にランダムに選択して外部デバイスに転送できるソフト「Shuffle Copy」v1.03が、2日に公開された。フリーソフトで、編集部にて試用したところWindows XPでの動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはVB 6.0ランタイムが必要。

 「Shuffle Copy」は、転送するファイルの拡張子や合計ファイルサイズを指定して、“iPod shuffle”風にファイルをランダムに選択してポータブル音楽プレイヤーなどの外部デバイスへ転送できるソフト。音楽ファイルをランダムに選択して外部デバイスに転送させたいが、他のデータを入れる領域も確保しておきたいという場合に利用できる。

 転送先として利用できるデバイスは、Windowsへの接続時に“リムーバブルディスク”として自動認識される必要がある。ファイル転送を行うには、まず、外部デバイスを接続した状態で本ソフトを起動し、接続デバイスごとに設定ファイルを作成する。初回起動時に表示される設定ウィンドウで転送元ファイルが保存されているフォルダ、デバイスへファイルを転送した際にファイルを保存するフォルダを指定後、転送ファイルの拡張子を指定するが、このとき拡張子は複数指定可能。さらに、合計ファイルサイズを入力すれば、現在接続されているデバイス用の設定ファイルが作成される。

 作成した設定ファイルは設定ウィンドウ内のリストに登録され、ファイル転送時にリスト内の全設定ファイルが自動で読み込まれるようになる。あとは、最後に本ソフトのメインウィンドウ上で[SUFFLE COPY]ボタンを押すと、サブフォルダを含む指定フォルダ以下に保存されているファイルのなかからランダムに選択したものを、あらかじめ指定した合計ファイルサイズになるまで転送する。

 また、設定ファイルを複数登録した状態で複数の外部デバイスを接続して転送を行うと、デバイスごとの設定を読み込んで各デバイスにファイルを同時に転送することも可能。ただし、複数の設定ファイルが登録された状態で外部デバイスを1個だけ接続して転送すると、各設定ファイルで指定した動作が1個の外部デバイスに対して行われ、結果として、外部デバイス内のファイルが上書きされてしまうので注意が必要だ。

 本ソフトでのファイル転送時に、デバイス容量よりも合計転送ファイルサイズが多い場合や、接続デバイス数よりも設定ファイル数が多い場合などは、外部デバイス内のファイルが上書きされてしまうため注意が必要だ。外部デバイス内に重要なファイルがある場合などは、あらかじめバックアップを取ってから利用しよう。


【著作権者】Kermount 氏
【対応OS】(編集部にてWindows XPで動作を確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.03(05/04/02)

□Keel Laboratory ~悪毒太郎博士のフリーソフトとCGとコーヒーと塩珈琲のページ
http://kerm.hp.infoseek.co.jp/

(小津 智幸)




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