メニューバーが非表示のIEウィンドウにメニューバーを表示「MenuBar.VBS」

メニューバーが表示されないポップアップウィンドウなどを操作したいときに便利

「MenuBar.VBS」v1.00

　ポップアップウィンドウなどのメニューバーが表示されないIEのウィンドウにメニューバーを表示できるVBスクリプト「MenuBar.VBS」v1.00が公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在ベクターのライブラリページからダウンロードできる。

　「MenuBar.VBS」は、IEのポップアップウィンドウといったメニューバーなどが表示されないIEウィンドウに、メニューバー、アドレスバー、ツールバーを表示させるVBスクリプト。メニューバーなどが表示されないポップアップウィンドウにアドレスバーを表示させてWebページのURLを確認したいときや、メニューバーを表示させてWebページの保存を行いたいときに利用できる。

　本スクリプトを実行すると、現在デスクトップ上に表示されている全ウィンドウのメニューバーやツールバーなどの表示状態を別ウィンドウで一覧表示される。一覧ウィンドウ内の［OK］ボタンを押すと、メニューバーが表示されていないウィンドウにメニューバーを表示させるダイアログ、ツールバーを表示させるダイアログといった具合に、現在非表示となっているバーに対してダイアログを1個ずつ表示する。あとは、それぞれのダイアログ上で［OK］ボタンを押すとメニューバーなどが表示され、［キャンセル］ボタンを押すと非表示のままとなる。

　メニューバーなどを追加表示させたウィンドウは、最初からメニューバーなどが表示されているウィンドウと同じように操作することが可能。ポップアップウィンドウなどをメニューバーから操作したい場合などは、本スクリプトを利用してみよう。

　なお作者によると、本スクリプトの対応OSはWindows 98/Me/2000/XPとされているが、編集部で試用したところWindows XP SP2のみで動作を確認した。また、ウイルス対策ソフトによっては、本スクリプトを実行すると警告ダイアログを表示する場合もあるので、その場合は本スクリプトの実行を認証または許可するように設定しよう。

【著作権者】吉岡照雄　氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP（編集部にてWindows XP SP2で動作を確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.00