IEからスクラップした情報をメールソフトと同じ感覚で閲覧できる「DBFactory」

IE上で範囲選択した箇所のページデザインを保持したままスクラップできる

「DBFactory」v1.2.3

　IE上で範囲選択した箇所をそのままスクラップして、メールソフトと同じ感覚で閲覧・管理できるスクラップソフト「DBFactory」v1.2.3が、19日に公開された。Windows 98/2000/XPに対応する30日間試用可能なシェアウェアで、価格は1,260円（税込み）など。現在作者のホームページからダウンロードできる。試用期間が終了すると、Webページをスクラップする機能などが利用できなくなる。

　「DBFactory」は、IE上で範囲選択した箇所をページデザインを保持したままスクラップして、メールソフトのような3ペイン型の画面でスクラップを閲覧・管理できるソフト。毎日閲覧しているWebページをスクラップしてオリジナルのデータベースを作成したり、インターネットに接続できない環境でスクラップしたWebページを閲覧したいときに利用できる。

　IE上でWebページ内を範囲選択して、本ソフトのインストール後にIE右クリックメニューへ追加される［DBFactory］－［データ転送］を実行し、最後に保存先フォルダやタイトル名、URLを指定すれば、選択範囲内の情報がスクラップされる仕組み。

　本ソフトの画面は3ペイン型となっており、左ペインにはそれまでにデータを保存したフォルダをツリー表示し、右上ペインで選択フォルダ内に保存されているスクラップのタイトルや作成日時を一覧表示する。また右下ペインはWebブラウザーになっており、選択したタイトルのWebページが表示される。

　右下ペインの上側には3つのタブが表示されており、“ブラウザ”タブではスクラップした情報をWebページのデザインを保持したまま表示し、“ソース”タブでスクラップしたWebページのソースを表示する。“データフォルダ”タブには、任意のファイルやフォルダをドラッグ＆ドロップでコピーできるため、スクラップしたデータと一緒に資料などを保存可能だ。

　また、ツールバー上の“編集モード”ボタンを押すと、右下ペインの“ブラウザ”タブで表示しているWebページ内のテキスト背景色を変更してテキストをハイライト表示することや、任意のテキストを書き込んだり画像の配置を移動させるなどの編集を行うことが可能。スクラップしたWebページを見やすくしたいときや、注意書きなどを追加したいときに利用できるだろう。

【著作権者】Furuya/SapporoWorks　氏
【対応OS】Windows 98/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 1,260円（税込み）など
【バージョン】1.2.3（05/04/19）