NEWS （05/04/21　19:30）

「KyotoProtocol」v1.00

柱時計単体で表示できる

　地球の温暖化を防止する国際条約“京都議定書”を学べるソフト「KyotoProtocol」v1.00が、10日に公開された。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはVB 5ランタイムが必要。

　「KyotoProtocol」は、1997年12月に京都で採択され今年の2月16日に発効した、地球の温暖化を防止する国際条約“京都議定書”をテキストと図で学習できるソフト。起動すると、地球型の振り子が左右に揺れる柱時計といくつかのボタン、さらに説明欄を備えたウィンドウが開く。いずれかのボタンを押すと欄内にテキストと図が表示され、京都議定書について学べる仕組み。

　表示できる項目は、京都議定書の概要と目標達成計画、温室効果ガス排出量の削減に関する国別数値目標といったテキストのほか、地球温暖化により発生したとみられる平均気温の上昇データや、南極大陸とグリーンランドの氷床が融解して海面が70メートル上昇した場合の日本地図など。

　また、冷暖房の設定温度を1度控えめにするだけで年間31キログラムの二酸化炭素排出を抑えられるといった、家庭でできる地球温暖化防止への取り組みも例示されている。そのほかおまけ機能として、現時刻を表示する柱時計を単体でウィンドウ表示することも可能。

【著作権者】あんやん　氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.00（05/04/10）

□あんやん
http://www6.plala.or.jp/anyoung/

（石川 敬峰）