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NEWS (05/04/25 15:55)

「ウイルスバスター」パターンファイルv2.594.00の問題を修復するツールが公開

最新のウイルスパターンファイルを適用できない場合に利用しよう

「トレンドマイクロ パターンファイル問題修復ツール(TMRMTool.exe)」
「トレンドマイクロ パターンファイル問題修復ツール(TMRMTool.exe)」
 トレンドマイクロ(株)は24日、同社製のウイルス対策ソフト「ウイルスバスター」シリーズにて、23日7時33分から9時2分の間に公開されていたウイルスパターンファイルv2.594.00を適用することによって、パソコンのCPU使用率が100%に近い状態になり動作が著しく遅くなるという問題を修復するためのツール「トレンドマイクロ パターンファイル問題修復ツール(TMRMTool.exe)」を公開した。

 本ツールは、ハードディスク内のウイルスパターンファイルv2.594.00を自動で検索・削除することにより本問題を修復するというもの。ウイルスパターンファイルv2.594.00の影響により最新のウイルスパターンファイルを適用できず、問題が解決されない場合などに利用するとよいだろう。

 使用方法は、まず本問題が発生していない他のパソコンで本ツールをダウンロードして、USBメモリやフロッピーディスクなどにコピーする。次に[F8]キーを押しながら本問題が発生しているパソコンの電源を入れ、“Windows 拡張オプションメニュー”が画面に表示されたら“セーフモード”を選択して起動する。あとは、本ツールがコピーされているデバイスをセーフモードで起動したパソコンに接続して実行するだけで、ウイルスパターンファイルv2.594.00を自動削除することが可能だ。

 今回の問題は、23日7時33分から9時2分の間に公開されていたウイルスパターンファイルv2.594.00を、Windows XP SP2/Server 2003/Server 2003 SP1上で動作する「ウイルスバスター2005 インターネット セキュリティ」や「ウイルスバスター コーポレートエディション」などの同社製ウイルス対策ソフトに適用すると、パソコンのCPU使用率が100%に近い状態になり動作が著しく遅くなるというもの。

 なお、ウイルスパターンファイルがv2.596.00以降のものにアップデートされている場合は、本問題は発生しないという。


□トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.co.jp/
□サポート情報(「トレンドマイクロ パターンファイル問題修復ツール(TMRMTool.exe)」公開ページ)
http://www.trendmicro.co.jp/support/news.asp?id=679
□ウイルスパターンファイル2.594.00(日本時間:4月23日午前7:33頃公開)へのアップデートにおける、コンピュータのCPUが100%になる現象に関して
http://www.trendmicro.com/jp/support/news677.htm

(小津 智幸)




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