文字列のコピーを実行したソフトが一目で分かるクリップボード履歴ソフト

特定のソフトでコピーした文字列や画像などをすばやく探したいときに便利

「Clipboard Recorder」v2.1.3

　クリップボードにコピーした文字列とコピーを実行したソフトのアイコンを表示できる、クリップボード履歴管理ソフト「Clipboard Recorder」v2.1.3が公開された。フリーソフトで、編集部にて試用したところWindows XPでの動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「Clipboard Recorder」は、クリップボードにコピーされた文字列やWebページ上で表示している画像などを記録して、コピーした文字列のほかコピー時に使用していたソフトのアイコンを表示できる、クリップボード履歴管理ソフト。様々なソフトで似たような文字列をたくさんコピーしたときなどに、目当ての文字列を探すといった場合に便利。

　起動するとタスクトレイに常駐してクリップボード内を監視し、コピーされた文字列などを記録することが可能。クリップボード履歴のリストは、タスクトレイアイコンの左クリックや［Ctrl］＋［Alt］＋［V］キーといったホットキーでポップアップ表示することが可能。タスクトレイアイコンをクリックして履歴を表示した場合は、マウスでリスト内の項目をクリックするだけで文字列を貼り付けることができ、ホットキーでリストを表示した場合は、［Ctrl］＋［Alt］キーを押したまま［V］キーや上下カーソルキーの入力でリスト内の項目を選択して、最後に［Ctrl］＋［Alt］キーを離すことで文字列を貼り付けられる。

　また、オプションでクリップボード履歴に記録できる項目数を指定したり、クリップボード履歴をポップアップ表示する際に使用するホットキーを変更することが可能。そのほか、タスクトレイアイコンのダブルクリックでメインウィンドウを表示して、クリップボード履歴内の画像や複数行の文字列を参照することもできる。さらに、同じネットワーク内で本ソフトをインストールしている他のパソコンのなかで、あらかじめ許可したユーザーにクリップボード履歴の文字列を渡す機能も搭載している。

【著作権者】LW-WORKS
【対応OS】（編集部にてWindows XPで動作を確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.1.3