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プロセスの親子関係を階層表示できるタスクマネージャー「Process Explorer」Windows標準のタスクマネージャーの代わりに本ソフトが起動するように設定できる
「Process Explorer」は、現在動作しているプロセスの親子関係を階層表示できるタスクマネージャー。2ペイン型の画面で、起動すると上ペインに各プロセスの実行ファイル名やプロセスID、CPU使用率などをツリー形式で表示する。プロセスの種類に応じて分かりやすく色分け表示でき、サービスプロセスの背景は薄赤色に、サービスではないプロセスの背景は薄紫色に塗られる仕組み。 上ペインでいずれか1つプロセスを指定すると、下ペインにそのプロセスが使っているファイルやレジストリなどのハンドル情報が一覧表示される。ここで、[View]-[Lower Pane View]-[DLLs]とメニューをたどれば、そのプロセスが呼び出したDLLを下ペインに一覧表示することも可能。 また、いずれか1つのプロセスで使用している全DLLを表示するだけでなく、DLL名をキーワードに検索して特定DLLを使用している全プロセスを一覧表示したり、ファイル名などをキーワードに検索して特定ハンドルを使っている全プロセスを一覧表示することもできる。たとえば、消したいファイルが使用中で削除できなかったときに、どのプロセスが当該ファイルを使用しているのか調べられ便利。 本ソフトはプロセスの各種情報を表示できるほか、プロセスの終了や優先度の変更、CPU使用率のグラフ表示といったタスクマネージャー的な機能を備える。さらに、プロセスの実行ファイルがあるフォルダを開いたり、実行ファイル名をキーワードにして“Google”または“MSN Search”検索する機能などを搭載。そのほか、任意に選んだプロセスのCPU使用率を折れ線グラフでリアルタイム表示することも可能。 さらに、[Ctrl]+[Shift]+[Esc]キーを押すなどしてWindows標準のタスクマネージャーを呼び出そうとした際に、代わりに本ソフトが起動するように設定することもできる。
【著作権者】Mark Russinovich 氏
□Sysinternals Freeware (石川 敬峰)
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