「McAfee VirusScan」が「Sleipnir」にウイルス混入と誤検知する問題
13日公開のウイルス定義ファイルv4511の不具合、最新ウイルス定義ファイルで修正
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「Sleipnir」v1.66 |
「McAfee VirusScan」などのマカフィー製のウイルス対策ソフトを利用していると、「Sleipnir」v1.66のインストーラーにウイルス“Generic Backdoor.dr”が混入していると警告表示される問題が発生している。マカフィー(株)によると本問題は、13日公開のウイルス定義ファイルv4511の不具合により発生した誤検知であるという。
この誤検知は、「Inno Setup」で作成した一部のインストーラーをスキャンした際に発生するもので、「Sleipnir」が「Inno Setup」のインストーラーを利用しているために、「Sleipnir」にウイルスが混入していると警告表示されてしまう。これを受けて同社は14日、本問題を修正したウイルス定義ファイルv4512を公開している。
「Sleipnir」の作者であるYasuyuki Kashiwagi氏も、自身のホームページ上でウイルス誤検知の問題を取り上げており、ユーザーに対して「Sleipnir」が安全であることを知らせている。
□上級者向けタブブラウザ Sleipnir 公式ページ
http://sleipnir.pos.to/
□マカフィー株式会社--セキュリティ情報--
http://www.mcafeesecurity.com/japan/security/virG.asp?v=Generic%20BackDoor.dr
□窓の杜 - Sleipnir
http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/browser/webbrowser/sleipnir.html
□窓の杜 - Inno Setup
http://www.forest.impress.co.jp/lib/stdy/program/progsupt/innosetup.html
(中井 浩晶)
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