“FeliCa”対応ICカードや携帯電話でロックを解除できるスクリーンセーバー

携帯電話や“Suica”“ICOCA”などでスクリーンセーバーのロックを一発解除

「スクリーンセーバーロック」

　ソニー（株）は15日、“FeliCa”対応の非接触型ICカードや携帯電話などでロックを解除できるスクリーンセーバー「スクリーンセーバーロック」を公開した。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在同社の“FeliCa”紹介サイトからダウンロードできる。本ソフトを利用するには、USB接続型やパソコン内蔵型などの非接触ICカードリーダー・ライターと、同社サイトからダウンロードできる「FeliCaリーダー／ライターソフトウェア」が必要。

　「スクリーンセーバーロック」は、“FeliCa”対応の非接触型ICカードなどを、パソコンに接続した専用リーダー・ライター装置にかざすことでロックを解除できるスクリーンセーバー。起動時は、“FeliCa”をモチーフにした画像や任意のBMP画像を画面中央や画面内のランダムな位置などへ表示する。

　スクリーンセーバーのロックを解除するための鍵は、NTTドコモの“FeliCa”対応携帯電話、電子マネー“Edy”用のICカード、定期券として利用可能なJR東日本の“Suica”やJR西日本の“ICOCA”のなかから1つだけ登録することが可能。本スクリーンセーバーを利用するには任意のパスワードを登録する必要があるので、鍵を紛失してもスクリーンセーバーのロックを解除できるようになっている。

　スクリーンセーバー起動中にマウスやキーボードを操作して認証ダイアログを表示し、登録した“FeliCa”対応ICカードなどをパソコンに接続した専用のリーダー・ライターにかざすと、ロックを解除できる。鍵となるカードなどをかざすだけでロックを一発解除できる便利さと、パスワードをのぞき見されない安全性を備えているので、セキュリティに関心のある人は本スクリーンセーバーを利用してみてはどうだろうか。

【著作権者】ソニー（株）
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.2.00.04270（05/06/15）