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NEWS (05/07/11 15:30)

Windows 2000 SP4の“ロールアップ1”適用後にOffice製品で応答不能になる問題

「MS Word」「MS Excel」でFDD上のデータにアクセスすると応答不能になるという

本問題の告知ページ
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 マイクロソフト(株)は6日、Windows 2000 SP4用セキュリティ更新プログラム集「Windows 2000 Service Pack 4 用の更新プログラム ロールアップ 1」(以下、ロールアップ1)を適用すると発生する問題を公表した。その問題とは、ロールアップ1適用後に、「MS Word」や「MS Excel」でFDDにあるデータに対して上書き保存などを行うと、同製品が応答不能となり、PCを強制終了しなければならなくなるというもの。影響を受ける製品は、「MS Word」v2000/2002/2003と「MS Excel」v2000/2002/2003。

 同社は回避策として、FDDに保存されているファイルを編集する際は、ファイルをエクスプローラなどでいったんFDDからHDDへコピーし、編集・保存後に再びFDDへ戻す方法を挙げている。そのほか、ロールアップ1をアンインストールすることでも本問題を回避可能とのこと。


□Windows 2000 SP4 対応の更新プログラム ロールアップ 1 (KB891861) の適用後に Excel や Word でフロッピーディスクにアクセスすると応答を停止する場合がある
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;904130&sd=rss&spid=1743
□窓の杜 - 【NEWS】マイクロソフト、Windows 2000 SP4用の更新プログラム“ロールアップ1”を公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2005/06/29/win2ksp4rollup1.html

(石川 敬峰)




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