NEWS （05/07/13　17:20）

v8 Public Betaの公開ページ

　米Macromedia, Inc.は、Webブラウザー上でFlashコンテンツを再生するためのプラグイン「Macromedia Flash Player」の次期バージョンとなるv8 Public Betaを公開した。既存コンテンツとの互換性の検証を目的に公開され、開発者やユーザーからの英語による不具合報告を募っている。Windows 98/Me/NT/2000/XPに対応し、現在同社のホームページから、IE/AOL用とFirefox/Opera/Netscape用の2種類のアーカイブを無償でダウンロードできる。同社によると、正式版は年内にも公開する予定。また、Public Beta版は英語のみだが、正式版リリース時は各国語版も用意されるとのこと。

　v8シリーズでは動画再生機能が強化されており、影やぼかしなどの各種視覚効果や他のグラフィック要素をリアルタイムに合成して動画再生できるほか、動画圧縮コーデック“VP6”にも対応。さらに、フォントの描画性能やActionScriptの実行性能が向上しており、メモリ使用量も減少している。そのほか入力フィールドごとにIMEを自動で切り替える機能など、様々な改良が加えられているという。

【著作権者】Macromedia, Inc.
【対応OS】Windows 98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】8,0,0,434 Public Beta

□Macromedia - Flash Player : Macromedia Flash Player Public Beta
http://www.macromedia.com/software/flashplayer/public_beta/
□Macromedia - Flash Player : Upcoming Flash Player Capabilities
http://www.macromedia.com/software/flashplayer/maelstrom/
□Macromedia - プレスルーム : プレスリリース - Macromedia Flash Platform 構想を発表 確かな技術がインターネットコンテンツ、アプリケーション、コミュニケーションをさらに強化 次世代 Flash Player をプレビュー
http://www.macromedia.com/jp/macromedia/proom/pr/2005/flashplatform.html

（石川 敬峰）