“Windows XP Professional x64 Edition ソフトウェアコンテスト”のホームページ

　（株）インプレスは19日より、Windows XP Professional x64 Editionで動作する64ビットソフトウェアのプログラミングコンテスト“Windows XP Professional x64 Edition ソフトウェアコンテスト”を開催した。また、本コンテストにはマイクロソフト（株）が特別協賛、インテル（株）および日本AMD（株）が協賛しており、協賛企業による賞品も用意される。

　4月に発売されたWindows XP Professional x64 Edition（以下64ビットWindows）では、扱える物理メモリのサイズが従来の4GBから128GBに増えるといった改良が施されたことにより、マルチメディア処理などを中心に処理効率の向上が期待できる。ただし性能を十分に発揮するためには64ビットモードで動作するソフトウェアを別途用意する必要があり、市販ソフト、オンラインソフトともに対応ソフトはまだ少ない。そこで広くソフトウェアを募集することで、より充実した64ビットWindows環境をめざすのが本コンテストのねらい。

　64ビットWindows対応のソフトウェアであれば、ユーティリティ、ビジネスアプリケーション、ゲームなどどんなジャンルでも応募可能。すでにフリーソフトやシェアウェアとしてホームページなどで公開済みのソフトウェアも応募でき、応募締め切り日時点の最新版で審査が行われる。

　応募締め切りは2006年2月20日で、大賞賞金は100万円。ほか主催、協賛各社からの特別賞として、インテルと日本AMDの64ビット対応CPU、「Microsoft Visual Studio .NET Professional」2003、「Microsoft Virtual PC」2004、DOS/V POWER REPORT誌1年分が用意されている。CPUやソフトウェアは応募締め切り時点で最新のものが贈られるという。応募期間が約7カ月と比較的余裕があるので、興味のある方はじっくり取り組んでみてはいかがだろうか。

　なお、コンテストのウェブサイトには、64ビットWindowsのインストール方法やプログラミングガイドなどの情報も掲載されている。

□Windows XP Professional x64 Edition ソフトウェアコンテスト
http://win64xp.impress.co.jp/
□マイクロソフト、Windows XP x64を大々的にアピール（PC Watch）
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0524/ms1.htm

（中村 友次郎）