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NEWS (05/07/20 18:15)

MPEGやDVD再生のコーデックを切り替えられるプレイヤー「Mediaunite」

動画の静止画キャプチャーやキー操作のカスタマイズなど便利な機能も

「Mediaunite」v2.11.7
「Mediaunite」v2.11.7
 
コーデックの設定画面
コーデックの設定画面
 MPEGやDVD再生のコーデックを切り替えられるマルチメディアプレイヤー「Mediaunite」v2.11.7が、6日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフト。現在、作者のホームページからダウンロードできる。なお、利用にはDirectX 8以降が必要で、MPEG-2とDVDの再生には別途コーデックが必要。

 「Mediaunite」は、シンプルでコンパクトな画面構成のメディアプレイヤー。MPEG-1/2、DVDの再生時にコーデックを任意に切り替えられるのが特長。とくにMPEG-2のコーデックはそれぞれ細かい画質などが異なるため、動画再生にこだわりのある人にお勧めだ。さらにWMVなどの動画ファイル、MP3やWMAなどの音声ファイルの再生にも対応する。

 DVDプレイヤーやTVキャプチャーカードの付属ソフトなどを複数インストールすると、複数のMPEG-2コーデックがWindowsにインストールされるが、Windows Media Playerなど一般的なメディアプレイヤーでは再生に使うコーデックをユーザーが使い分けることはできない。「Mediaunite」ではMPEG-1/2の再生、MPEG-1/2の静止画キャプチャー、DVDの再生に使うコーデックを設定ダイアログで切り替えられるうえ、各コーデックのプロパティを呼び出して設定を行うこともできる。

 再生するファイルはウィンドウへファイルやフォルダをドラッグ&ドロップして登録できるほか、よく使うファイルやフォルダは“ライブラリ”に登録してすぐに呼び出せる。DVDの再生では、マルチアングル、マルチ音声などDVD特有の機能を利用可能。さらに、再生中に「Mediaunite」を終了した場合、次回起動時に中断したところから続けて再生するレジューム機能や、DVDドライブの回転数を落としてモーター音を低減させる機能もある。

 そのほか、ファイルごとに再生位置を記録して次回再生時にも呼び出せるブックマークや、動画の静止画キャプチャーなどの便利な機能をもつ。操作のカスタマイズも可能で、キー単独または[Ctrl]キーや[Shift]キーとの同時押し、マウスのダブルクリック、ホイールスクロール、ホイールボタンなどに再生や一時停止などの機能を割り当てられる。


【著作権者】one92 氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.11.7(05/07/06)

□one92
http://hp.vector.co.jp/authors/VA032094/

(中村 友次郎)




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