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コマンドプロンプト上でコマンドをメニュー選択して実行できる「CmdHelp」「コマンド プロンプト」専用ランチャーとしても便利
「CmdHelp」は、通常「コマンド プロンプト」でキー入力するDOSコマンドやCUIベースのコンソールプログラムなどを、メニューから選択して入力・実行できるソフト。あらかじめ任意のコマンドやコンソールプログラム、引数などを登録しておく。あとは本ソフト起動用のショートカットキーを割り当て、これを「コマンド プロンプト」上で入力すればメニューが現れるので、選択するだけで文字列を入力できる仕組み。コマンドを実行するたびに自動終了する非常駐型ソフトのため、使わないときはメモリを消費しないのがうれしい。 コマンドメニューは、同梱の“cmd.txt”を「メモ帳」やテキストエディターで編集することで自由にカスタマイズ可能。書式も基本的にはコマンド文字列とメニュー表示文字列をタブで区切って1行ずつ並べるだけなので、編集は容易だろう。また、よく使うフォルダのパスを同梱の“dir.txt”に記述しておけば、ディレクトリツリーをたどらなくても[ディレクトリの選択]メニューのサブメニューとして一覧表示され、簡単に選択できる。 本ソフトを起動するショートカットキーは、本ソフトのプログラムショートカットのプロパティ画面でWindows標準の機能を利用して設定する。あとは、割り当てたショートカットキーを「コマンド プロンプト」がアクティブの状態で押すと、「コマンド プロンプト」のウィンドウ上に本ソフトのコマンド一覧メニューが開く。ここで方向キーと[Enter]キー、あるいはマウスでメニューをいずれか1つ選べば、選んだDOSコマンドやプログラムを入力・実行できる。たとえばメニュー項目の1つ[ルートディレクトリに移動]を選択すると、カーソル位置にコマンド文字列“cd \”が入力され自動実行される仕組みだ。 また、「コマンド プロンプト」のウィンドウがアクティブでないときに本ソフトのショートカットキーを押すと、「コマンド プロンプト」をアクティブにできる。一方、「コマンド プロンプト」が起動していない状態で本ソフトのショートカットキーを押した場合は、「コマンド プロンプト」を新たに起動することができる。いわば「コマンド プロンプト」専用ランチャーとしても便利。 階層の深いディレクトリへの移動をツリー表示のダイアログで簡単に選択して入力できる機能などもあり、普段から「コマンドプロンプト」をよく使っていてキータイプが面倒な人や、コマンド名と引数をなかなか覚えられない人にオススメのソフトだ。
【著作権者】upRise 氏
□NeTREKER (川原 徹也)
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