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ウイルス対策ソフト「avast!」に2種類の脆弱性、最新版への更新で対応フォルダにファイルを作成されるほか、任意コードが実行される可能性がある
「avast! 4 Home Edition」を既にインストール済みのユーザーは、オンラインアップデート機能を利用してプログラムを更新できる。更新の手順は、タスクトレイアイコンを右クリックすると開くメニューから[更新]-[プログラムの更新]とたどればよい。なお「avast! 4 Home Edition」は、初期状態ではウイルス定義ファイルのみ自動更新し、プログラム更新はユーザーの許可を得たときのみ行うようになっているが、プログラムも自動更新するように、この際設定変更しておくのもよいだろう。 本脆弱性の1つ目は、アーカイブ検査時の入力検証に起因する問題で、細工が施されたACE形式のアーカイブを検査すると、任意フォルダにファイルを作成されてしまうというもの。2つ目は境界エラーに起因する問題で、1つ目とはまた別種の細工が施されたACE形式のアーカイブを検査するとスタックベースのバッファ・オーバーフローが発生し、任意フォルダにファイルを作成されるほか、任意のコードも実行されてしまうというもの。
□Secunia - Advisories - avast! Antivirus ACE File Handling Two Vulnerabilities (石川 敬峰)
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