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米Symantec、ウイルス対策ソフト「Norton AntiVirus 2006」のBeta版を公開セキュリティの設定状況を一覧できる“Norton Protection Center”画面が追加
“Norton Protection Center”画面には、基本設定、Web閲覧、電子メール・インスタントメッセンジャー、データ復旧、パフォーマンスの5つのカテゴリーがあり、たとえば『ウイルス定義ファイルが最新ではない』『メールの監視機能が無効化されている』など、セキュリティ設定に問題があると本ソフトが判断したカテゴリーへ警告マークが付加される。ユーザーは警告マークのついたカテゴリーをクリックすれば、どの設定が問題になっているのか確認可能。 なお本ベータ版のみインストールした環境では、“Norton Protection Center”画面で、スパムメール対策やファイヤーウォールなど多くの項目がグレーアウトしており、同社製の他セキュリティソフトをインストールすることで、これらの項目もチェック対象になるものとみられる。 また「Norton AntiVirus 2001」以降は、WSH(Windows Scripting Host)を利用するソフトを“悪質なスクリプト”と判断して遮断する仕様になっていたが、本ベータ版では無害と判断されたスクリプトは警告の表示なく実行できるようだ。そのほか、ポップアップウィンドウやタスクバー上に、現在のセキュリティ状況を簡易表示する機能も追加されている。 本ソフトはWindows 2000/XPに対応するフリーソフトで、メールアドレスの登録により無償で取得できるライセンスキーを入力すると、ウイルス定義ファイルのアップデートも含めて15日間試用可能。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。
【著作権者】Symantec Corporation
□Symantec, Inc. Public Beta (石川 敬峰)
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