ティッカー表示も可能なメールソフト風3ペインRSSリーダー「goo RSSリーダー」

任意のキーワードを含むニュースやBlogをリストアップすることもできる

「goo RSSリーダー」v2.0 20050727版

トラックバックも表示可能

　NTTレゾナント（株）は28日、ティッカー表示も可能な3ペイン型RSSリーダー「goo RSSリーダー」のv2.0 20050727版を公開した。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在同社のホームページからダウンロードできる。

　「goo RSSリーダー」は、電光掲示板風に新着記事タイトルをスクロール表示するティッカー表示も可能な、メールソフト風3ペイン型のRSSリーダー。RSS 0.91/0.92/1.0/2.0やATOMに対応する。

　メイン画面はメールソフトなどでなじみ深い3ペイン構成で、左ペインに登録済みRSS一覧をツリー表示し、ここでRSSを1つ選ぶと記事タイトル一覧が右上ペインに表示される。右上ペインの記事にトラックバックがついている場合、そのトラックバック先も一覧に含めて表示することもできる。そして読みたい記事タイトルを1つ選べば、IEコンポーネントを使用する右下ペインのWebブラウザー画面で、その記事本文を閲覧可能。右下ペインはタブ切り替え型で、複数のWebページを同時に開いておける。

　登録済みRSS一覧には、ニュースや掲示板などの“goo”コンテンツがあらかじめ登録されており、ユーザーが自由に追加・編集・削除できる。RSSの登録は、［RSS］［RDF］［XML］といったアイコンを左ペインへドラッグ＆ドロップしたり、RSSフィードを手動入力するほか、右下ペインでRSS配信ページを表示した際に右クリックし、［このサイトをgoo RSSリーダーに追加］メニューを選ぶことで追加可能。

　3ペイン構成のメイン画面に加えて、デスクトップ上に半透明表示されるティッカーでもRSS配信された最新記事タイトルをチェックできるのが特長。記事タイトルのダブルクリックで本ソフトの右下ペインに記事本文を表示するが、設定により記事本文を通常使用するWebブラウザーで開くこともできる。

　また任意のキーワードを左ペインのツリーに登録し、そのキーワードが含まれるニュースやBlogをリストアップする機能もある。この機能は、本ソフトに登録したRSS配信ページの検索に利用できるほか、“goo”のBlog検索サービスも併用して適合するニュースやBlogを集める仕組みで、自分がRSS登録していない記事も検索できるため、関心がある事柄の情報収集に便利。

　登録したRSS一覧はOPML形式でインポート・エクスポートできるため、他RSSリーダーから容易に乗り換え可能。そのほか、IEや「Firefox」、「Sleipnir」v1.66のブックマークを取り込み、左ペインのツリーへ追加することもできる。［画面］ボタンから右上ペインの記事タイトル一覧を非表示にできるので、IEコンポーネントのタブ切り替え型Webブラウザーとしても簡易的に利用できそうだ。

【著作権者】NTTレゾナント（株）、（有）グルコース
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.0 20050727版（05/07/28）