ウィザード形式で多数の縮小画像からモザイク画を作成できる「Foto-Mosaik」

作成したモザイク画にオリジナル画像を半透明で重ね合わせた合成画像も作成可能

「Foto-Mosaik」v4.1.0

画像合成の設定画面

　ウィザード形式で多数の縮小画像を組み合わせて、モザイク画を作成できるソフト「Foto-Mosaik」v4.1.0が、7月23日に公開された。Windowsに対応しており、編集部にてWindows XPで動作を確認した。フリーソフトだが、作者は寄付としてユーザーからの絵ハガキを歓迎している。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作には「DirectX」v9.0が必要。

　「Foto-Mosaik」は、多数の縮小画像を組み合わせて1枚の絵を表現する“モザイク画”を、ウィザード形式で作成できるソフト。まずはBMP/JPEG/GIF/PNG画像のあるフォルダを指定し、画像を本ソフトのデータベースに登録しよう。このデータベースは本ソフトが大量の縮小画像を高速に処理するためのもので、サブフォルダまでまとめて登録でき、複数のデータベースを作ることも可能だ。

　続いて、完成したモザイク画の絵柄となるBMP/JPEG/GIF/PNG画像ファイルとモザイク画の保存ファイル名、縮小してモザイク画の素材にする画像を含むデータベースを指定する。あとはモザイク画に使う縮小画像の数とピクセルサイズなどを設定すれば、縮小画像から色や形が適したものが自動的に選ばれ、モザイク画が作成される。モザイク画のピクセルサイズは、縮小画像のピクセルサイズと使用枚数に応じて決まり、作成前にウィザード上で確認できる。

　作成したモザイク画には、元の画像を半透明で重ね、モザイク画の上に元画像がうっすらと見えるように合成することも可能だ。スライダーで元画像の透明度を選んで［Preview］ボタンを押せば、重なり具合をプレビューできる。適当な値を決めたら［Next］ボタンを押せば、モザイク画がBMPファイルとして保存される。

【著作権者】Steffen Schirmer　氏
【対応OS】（編集部にてWindows XPで動作を確認）
【ソフト種別】フリーソフト（絵ハガキの寄付を歓迎）
【バージョン】4.1.0（05/07/23）