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NEWS (05/08/25 13:25)

Windows 2000/XPのレジストリ エディタに長い名前のキーが表示されない不具合

スパイウェアなどが書き込んだレジストリキーを発見できない可能性も

「レジストリ エディタ」
「レジストリ エディタ」
 デンマークのセキュリティベンダーSecuniaは24日(現地時間)、Windows 2000/XPの「レジストリ エディタ」に長い名前のレジストリキーが表示されない不具合が存在することを公表した。同社は、本不具合がスパイウェアなどに悪用される可能性を懸念しており、本不具合を悪用し、スタートアップ起動するプログラムとして長い名前をもつレジストリキーを記述すれば、このキーを「レジストリ エディタ」上で発見・削除できなくなる可能性があるという。

 侵入してしまったスパイウェアの駆除方法のひとつとして、「レジストリ エディタ」上で該当のレジストリキーを削除するというものがあるが、今回発見された不具合が悪用された場合、レジストリキーを発見できなくなってしまう。現在、本不具合を修正するパッチなどは公開されていないため、スパイウェアがパソコンに侵入しないようにスパイウェア対策ソフトを導入するべきだろう。


□Secunia - Advisories - Windows Registry Editor Utility String Concealment Weakness
http://secunia.com/advisories/16560/

(中井 浩晶)




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