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「OpenOffice.org」v2.0のβ2が登場、正式版は2005年内にリリース予定「Microsoft Office」と操作・データ互換性が向上しデータベースソフトが追加
「OpenOffice.org」はワープロや表計算、プレゼンソフト、ドローソフトなどを含んでおり、「Microsoft Office」の文書ファイルを読み書きできるオフィス統合環境。v2.0では、メニューやツールバーなどのユーザーインターフェイスを「Microsoft Office」と似たものに一新することで操作の互換性を向上させている。また、「Microsoft Access」のデータベースファイルを利用できるデータベース管理ソフト「OpenOffice.org Base」が新たに追加された。 さらに、「Microsoft Office」とのデータ互換性も向上している。たとえば、パスワードが設定された「Microsoft Office」文書を開けるようになり、表計算ソフト「OpenOffice.org Calc」で扱えるセルの行数が「Microsoft Excel」と同じ65,536行に増えた。 今年3月に公開されたBeta 1に比べると多くの不具合が修正されたほか、一部日本語化されていなかったメニューがすべて日本語表記となった。 OpenOffice.orgコミュニティの開発者向けページによると、今後はリリース候補版が9月に公開され、正式版は2005年中にリリースされる予定とのこと。
【著作権者】Sun Microsystems Inc.
□OpenOffice.org: Home (中村 友次郎)
編集部注: 記事初出時には国内のミラーサーバーサーバーにv2.0 Beta 2 日本語版が行き渡っていなかったため、ダウンロード先のリンクとして一部海外のミラーサーバーのURLを掲載しておりましたが、国内サーバーでダウンロード可能となったためリンク先URLを差し替えました。
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