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NEWS (05/08/31 18:45)

複数ファイルを効率よく編集できるタブ切り替えテキストエディター「WHiNNY」

ツリー上へドラッグ&ドロップするだけで複数ファイルやフォルダを一括登録できる

「WHiNNY」v1.3.26.109
「WHiNNY」v1.3.26.109
エディターの設定画面
エディターの設定画面
 複数ファイルのショートカットを左ペインにツリー形式で表示し、右ペインで目的のファイルをすばやく編集できるタブ切り替え型テキストエディター「WHiNNY」v1.3.26.109が、24日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「WHiNNY」は、ツリー形式でのファイル選択が便利なタブ切り替え型のテキストエディター。ツリー上ではフォルダ階層を自由に作成して、複数ファイルのショートカットを登録できる。ホームページ用のHTMLファイルやプログラムのソースファイルなど、複数ファイルを一括編集する場合に、目的のファイルへすばやくアクセス可能。

 ファイルショートカットをツリーへ登録するには、エクスプローラから左ペインのツリー上へファイルをドラッグ&ドロップするだけ。さらにフォルダをドロップすれば、サブフォルダやフォルダ内のファイルを含めた階層構造がそのままツリー上にショートカットとして登録される。ツリーに登録したファイルショートカットをダブルクリックすると、右ペインのエディターにファイルが読み込まれて編集可能となる。

 左ペインのツリーにはファイルのショートカット以外に、URLやプログラムのショートカットを登録して、Webブラウザーのブックマークやアプリ起動ランチャーのように利用することも可能。URLの登録時にはWebページのタイトルとURL、プログラム登録時にはコマンドラインオプションなども入力できる。また、ツリー全体をリンク集のように本ソフト独自の形式で保存でき、別のツリーと切り替えられる。

 さらに、HTMLやKAG(Kirikiri Adventure Game)と呼ばれるアドベンチャーゲーム作成用のスクリプトファイルの編集時には“<”などのタグの先頭文字をキー入力した際に、タグの候補をアルファベット順にリスト表示するタグ入力補完機能を備える。

 そのほかテキストエディターの基本的な機能としては、各プログラミング言語やHTMLごとの自動色分け、文字コード・改行コードの自動判別、正規表現を利用できるGREP検索、定型文入力、“DMonkey”スクリプトを利用したマクロ、ショートカットキー割り当て、強調表示のカラー印刷など、汎用的なテキストエディターとして必要と思われる各種機能を搭載している。


【著作権者】KNT 氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.3.26.109(05/08/24)

□KNT Factory
http://www5d.biglobe.ne.jp/~f-taste/

(久保 望)




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