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レジストリへのアクセスを監視・記録するソフト「Regmon」プロセス名やキー名、アクセス方法など様々な条件で記録対象を絞り込める
「Regmon」はアプリケーションなどのレジストリへのアクセスを監視し、アクセスの履歴をリアルタイムに記録してリスト表示するソフト。リストには複数の項目があり、レジストリにアクセスしたプロセス名、アクセス時刻、オープンや読み書きといったアクセス方法、レジストリキー名、アクセス結果が表示される。リスト上で履歴をダブルクリックすると、該当するレジストリキーを「レジストリエディタ」で開くことができる。 Windowsではさまざまなソフトが常時レジストリにアクセスしているので、すべての履歴を表示するとすぐにリストが一画面に収まらなくなり、必要な情報を探すのは難しい。そこで本ソフトでは、レジストリのオープン、読み取り、書き込みという各アクセス方法ごとに記録するかどうかを選択できる。また、アクセスが成功したものや、逆に失敗したものだけを記録することが可能だ。 さらに、指定したプロセス名やレジストリキー名を含むアクセスだけを記録することもできる。条件は複数設定でき、ワイルドカード文字“*”による部分一致も行える。また逆に、特定のプロセス名やレジストリキー名を含むアクセスを記録しないことも可能。リスト中で目立たせたいアクセスを同様の条件で指定し、色を変えて表示する機能もある。 アクセス履歴はテキストファイルとして保存し、読み込んで追記することが可能。また、Windowsの起動開始時から本ソフトの起動時までのアクセス履歴をログファイルに保存する機能も備えている。自作ソフトが正しくレジストリにアクセスしているか確認したい開発者や、特定のレジストリにアクセスしているソフトを突き止めたいシステム管理者などが使うとよいだろう。
【著作権者】Mark Russinovich 氏、Bryce Cogswell 氏
□Sysinternals Freeware (中村 友次郎)
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